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働かなきゃなあ  作者: xjw
11/20

いろいろまずそう

 カオリと会う約束をした。

 ファストフード。カオリの表情は、予想外に明るかった。

「今日、ホントはバイトだったんだ」

「そう。ゴメン…」

「いいの」

 それからしばらく、僕らは黙って、ジュースを飲んでいた。

「…働くのって、悪いことなのかな?」

「えっ?」

「いや、なんとなく…」

 …。

「いいことだよ。多分…」

「そうだよね?」

「うん」

「よかった」

 それから僕らは街をぶらぶらした。

 結構楽しかったりする…。


 別れる時間が来た。

 なんか、名残惜しい…。

「キスしよっか?」

 カオリがいたずらっぽく笑ってる。

「ダメだよね」

 僕は軽くキスした。

「じゃ」

 僕は足早にその場を離れた。いろいろまずそうだったから…。


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