自分なりのやりかた
本当にそれが正しい唯一のやり方か、と言われれば、そんなものはこの世にはないと思いますが、ベターなやり方はあると思います。
人との関係を作ることや、成績を上げること、あるいは仕事を効率よくこなすことなど、世の中には色々な上手くこなしたいことがありますが、これは大体の場合すべてがすべて上手くいくことなど無いと思います。
そういったことに対して取り組んでも結果がでないときは、大体の場合やり方が悪いのであって、自分はやっても出来ないんだ、と悲観する必要はないと思います。
そういった上手くいかないことを上手くこなそうとするときは、まず周りをしっかり見るべきだと思います。
それは、上辺だけ見てまねるのではなく、周りのしていることの意味をしっかりと考え、自分の中に自分の形で取り込むことです。
よく、やっても出来ないという人が居ますが、それは努力の量が足りないか、やり方が悪いかのどちらかです。
ここで理解しておかなければならないことは、人には人それぞれの才能があり、その課目において必要な努力の量は違うということです。
人と比べることも大切ですが、オンリーワンのやり方を持っていなければ、あるいは持とうとしなければ、他人に対してアドバンテージを持つことなど出来ないと思います。
違いとは、アドバンテージにも、ディスアドバンテージにもなりうる、ということです。
まねるだけでなく自分の形として取り込む、自分の言葉で相手に出来る限り説明できるようにする。 そういった努力を欠いているにも関わらず、こうしたのに上手くいかない、こうすれば上手くいくんじゃなかったのか、と文句を言う人間はただの馬鹿ではないでしょうか。
大切なのは自分を持つことです。 そしてそれを状況に合わせて変化させることです。
これは余裕が無い中では出来ることではありません。
例えばどこかで楽をしたぶんどこかで頑張る、という風に、自分にわざとメリハリをつけ、時間的な余裕を生み出したり、例えば日々の中で、時間が解決してくれるものもある、というような楽観的な姿勢を持つことで心理的な余裕を生み出すなど、工夫をすれば日々が少し違って見えてくるのではないかと思います。
さらに、進歩をしっかりと実感し、意識できれば、心の中で更に余裕を持つことができます。
出来るようになるまでの過程を楽しむ、ということも大切です。
何が出来ないか、ではなく、何が出来るか、からスタートし、どんどん自分を磨いていく、というやり方は昔から提唱されています。
自分が得意なことをもっと出来るようになったり、自分が苦手な部分を少しでも改善する、というやり方は、日々自分の進歩を実感したり、それが積み重なれば、結果が出ないときでも、やれば出来るはずだ! と前を向くことが出来ると思います。
もう駄目だ、自分には出来ない。 そう思ったときは、何か好きなものを食べたり、少し贅沢をしてみるなど、少しでも前を向く努力をして、余裕を持っておくと、何かにとらわれてしまいにくくなります。
本当の意味で自分を伸ばすことは、自分にしか出来ません。
自分を持って、自分を伸ばすことが大切だと思います。