プロローグ
2015年… 日本の犯罪者は急増していた。年を重ねるにつれて増加する犯罪…
強盗… 誘拐 監禁… これらの犯罪はもはや軽犯罪になっていた。
そして・・・世界の中でもっとも重罪における犯罪・・・
殺人… そう、犯罪の中でも殺人が1番に増加していたのだ…
だが…殺人までたどり着くそれまでの過程… 理由は、計り知れない…
強盗… 誘拐など、もはや軽犯罪となっているこれらの犯罪を繰り返し殺人を起こしている者も数少なくなかった…
ここで日本政府は1つの考えを実行した…
死刑制度の改正…
一時期… 日本では、死刑制度を廃止するという議題も現れていた。 だが犯罪者が急増した今… そのような事を言っている場合ではなくなった日本政府は国会に死刑制度の改正を申し出たのだった…
そして、この提案を日本は可決…
今ここに日本の法律制度は改正された・・・
犯罪者を人間とは認めない… 重罪=殺人を犯したものは…
即刻死刑という決が決められる…
だが… 1年の間… 刑は実行されず死刑囚はある牢獄の一室に閉じ込められる。この一年間にはいったいどのような意味があるのだろうか?
この情報だけは一般的には公開されていなかった。
そして…死刑と決められた犯罪者は・・・
ただ死ぬ時を待ちながら… その無意味な時間を過ごしていくのだった…
しかし… ここで1つの提案が上げられた…
ただ重罪を犯せば死刑… これだけならただ死刑制度を甘くしただけだと…
もう少し… 一般に… そして世界中にインパクトを与える必要がある。
より… 犯罪が少なくなり…
メディアに訴えるには何かが必要だ…
そこで・・・ 立案されたのが… このゲーム
法律改正〜死刑塔ゲーム
このゲームが後… 日本、世界中に強大な影響を与える事になる・・・