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【プロットタイプ】春を呼ぶ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

玄関前に遠くから来た花弁を見ると、春を感じます。

春を感じるときというのは、存外、温かさを感じる事や、花見を楽しむ以外にも存在している。 そして何も花の大元だけに花弁というものが存在するものではないのである。


朝、外を出ると、昼の日差しのような明るさが此方を照らす。空は晴れ渡っていて、何処までも澄み切っている。ついこの間の霧もそれなりに乙ではあったが、こんな平穏も悪くない。

そうして地上まで降りると、緑に染まった川が目に入る。決して綺麗とは言えないが、この季節になると、また別の側面を見せてくれる。

遠くで咲き誇っていた桜の花弁が風に流され疎らに散っている。其れは秋に地面を染める椛の様に点々と。この季節にしか見れない光景である。

その光景をじっと目に焼き付けていると、後ろから声が聞こえて来た。

「あ、まだいるー。遅れちゃうぞ〜」

振り返ると春物のコートを着た同居人が手を振っていた。鏡花はそれ以上は俺に構わず、そのまま道なりに進んで駅まで歩みを進めていた。

彼奴の言う通り。俺も早々に行かねばなるまい。本日もやる事が詰まっているのだから。

そうして何時もの様に駅で電車を待っていると、ふと、目の前の女子高生に目が止まる。

新品の学生服。まだ糊の効いたワイシャツは少女に馴染んで居ない。服に着られる様なその様はこの季節が春だと感じさせる。

不意に、強い風が俺達の間を吹き抜けた。前に立つ少女の髪が煽られると、ふわりと舞い落ちた。

「……」

当たりを掻き乱す風だった。それ故に小さな花弁が混ざって少女の体に数枚絡む。

彼女は何時気付くだろうか? 学校に着いて、花弁を手に取り、春を感じるのだろうか。


「おかえり〜」

家に着くと鏡花が満面の笑みで俺の顔を見る。上機嫌だった。其れは何時も以上に。理由は分からないので、適当にあしらって素通りする。

「あ、瑠衣たん〜。頭だけじゃなく、後ろにも着いてるよ〜」

振り返ると鏡花が満面の笑顔で此方を見詰めている。指の先に挟まっているのは桜の花弁。どうやら帰ってくる時に付着していたようだった。あの女子高生の様に。

「春だな」

「そうだねぇ」

愚痴垂れてる間はまだ大丈夫。

という訳で、思い付いたので書きました。


例えドブ川であっても、桜の花弁が散ってるのを見るのは好きです。

秋に椛が散っていれば良いなと思います。


随分昔に髪だか服に桜の花弁が着いたまま家だかどっかだかに着いたんですよ。

その時の話を浮かびました。


アイスが食べたい。スーパー○○プの。チョコクッキー。

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