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新たなる幕開けと永遠の約束

エルドール王国の夜明けは、静かで穏やかなものだった。

戦いの痕跡はまだ土に残っていたが、空は久しぶりに青く澄んでいた。

シンデレラとマリアンナ、そしてセリオス王子は城壁の上に立ち、新しい時代の始まりを告げる朝日を見守っていた。

マリアンナは弱々しく、しかし確かな笑みを浮かべていた。

そして、シンデレラはセリオス王子の隣に立ち、彼の手を握る。

彼女の愛と靴の力がもたらした奇跡によって、二人は結ばれた。

その後…

マリアンナはエルドール王国にとどまることを選ばず、エルドール王国を旅立つと決めていた。

彼女はもっと広い世界を見て、自らの力で生きていくことを望んでいた。

シンデレラはマリアンナの決意を尊重し、一つの約束をする。

「どこにいても、マリアンナのことを忘れない。そして、いつかまた、この城に迎え入れる日を心待ちにしている。」と。

涙を浮かべながら、マリアンナは頷いた。

マリアンナはシンデレラに向かって、声の代わりに書かれた手紙を手渡す。

その中には、「あなたの勇気が私を変えた。いつかまた会える日まで」と記されていた。

シンデレラはマリアンナを抱きしめ、二人の友情は言葉を超えたものとなった。

城門が開き、マリアンナは一人の旅立ちを迎える。

セリオス王子とシンデレラは城壁に立ち、彼女の姿が地平線に溶けるまで見送った。

新しい時代の幕が開け、エルドール王国は再び繁栄を取り戻す。

そして、マリアンナの冒険譚は、伝説として語り継がれていくことになる。

彼女が残した足跡は、後の世に勇気と希望の火を灯し続けた。

シンデレラとマリアンナの永遠の約束は、時を超えて二人の心に生き続けている…

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