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真実は時間と共に暴かれていく。
始まりは、なんだったであろう、
私は始まりを感じたときに
一体どんな感情をしていただろう
喜びだったか、悲しみだったか
今はよくわからないけど、
それでも 数多くの敬愛する先輩方の言葉に助けられ、今生きているに違いない。
私はゆっくり、大きく息を吸った
肺が心地よい空気で満たされた
ここに来て初めて生を感じているのだ
私は生きているのだ
喉と胸が締め付けられ
目が熱くなった。
なぜ、****は知っていたのだろう
『どうして、、?』
私が小さく発した質問にやっぱり答えてくれはしなかった。
涙が頬をつたり、優しい風が涙が伝った頬を冷たくした、もう、拭ってくれる人はいないけど、あいつがしてくれたことを、
私は誰かにしてあげたい、
そう、旅に出よう
『ずっと、愛してました。』
私は絞り出すように泣き伏した。
そうして、私は〝私達〟にけじめをつけた
最初は確か、『ありがとう』
だったかな、