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おさななじみと契約事項④

1章ラスト

昼休みになり俺達3人は屋上に続く階段の最上階にある踊り場で話し合うことにした

だって屋上には鍵がかかってて入れないんだよ


教室を出る時天哉が寂しそうにしてたけど今回は悪いが我慢してもらった


踊り場は予想通り誰もおらず、昼ごはん食べてから話すかその前に話すか考えてたら花音が話し始めた


「朝言ったように契約について色々決めたいんだけど先に決めてもいいかな?」


「そうだな落ち着いてご飯食べたいしな麗夏もそれでいいか?」


「私はそれでもいいわよ」


それにしても色々って何を決めるんだ?

確か花音は休日も一日追加したいと言ってたけどそれだけだと麗夏が不満に思うだろうし...


「それでね朝にも言ったけど休日も追加して欲しいの」


「それは流石に麗夏が不満に思わないか?」


「だから...麗夏には放課後を追加でどうかなと...」


放課後!?まで俺の自由な時間は無いのか!?


「それだと海斗が疲れちゃうよ?」


そうだ麗夏よくわかってるじゃないか!


「麗夏...海君の事下の名前で呼んでるのね...」


「もちろん私も花音には負けたくないから出来る事とやりたい事は全部していきたいし」


「そっか...」


麗夏が俺の事を名前で呼んでる事を知った花音は辛そうでどこか後悔してるような表情をしてた


「話を戻すけど放課後全部は流石に海斗が可哀想だから...バイトの日を私と居てくれるならその条件良いわよ?」


「バイト!?海君アルバイトするの!?」


あっそう言えば花音に話してなかったな...


「そうよ?私と()()()バイトするのもちろんシフトも同じ日よ。でも安心して土日は夏休みまではシフトに入らないようになってるから...ね♪海斗♪」


「あぁそうだな...実は昨日先輩に頼まれて俺達バイトすることにしたんだよ」


俺は麗夏が説明したからそれに便乗して今花音に大まかな説明をした


「そ...そうだったのね..」


花音はあまりにも色んな事が起きてて理解がついていけてない感じだった


「それで追加に関しては良いかな?」


「う..うんわかった私はそれで大丈夫」


昼休みの時間の事もあるから少し早口で話をまとめようと麗夏はしてた


「後は細かい事だけどそんなにあれこれ決めたら窮屈だろうし肝心なことだけ決めない?」


「私も同じこと言いたかったの...私は海君とは...まだ無いから...麗夏もそれはしないで欲しいかな..」


そう言いながら恥ずかしそうに麗夏に頼む花音は顔を真っ赤にしてた


「わ..私だってソレは無理よ!いくら海斗が頼んで来ても今はまだ早いというか...はっきりしてからがいいと言うか...」


なんか麗夏も花音が言ってる事を理解したらしく真っ赤になってだんだん声が小さくなりながら話してた

最後の方は正直何言ってるか分からなかった


「それと基本的に相手の時間の時には邪魔をしない事急用とかの時はその都度話し合うでいいかな?」


「そうねそれがいいわね」


なるほど..あくまでも正々堂々としたいって事か...

確かに花音の提案は俺も納得する

と言うかそんな事をしてお互いギスギスして欲しくないしな...


「麗夏は何かある?」


「そうねぇ...なら最後に選ばれなかったらその時はキッパリ諦める事...かな」


「え?」


「だってそうしないと何時までもズルズル続いちゃうでしょ?だから選ばれなかったらしっかり諦めるって事」


「でも...私と海君は親同士で出かけたりするし...」


「それでもその時は恋愛感情は一切持ち込まない事ただの幼馴染として関わる事..これは絶対認めてもらわないと」


「うぅ...わ..わかったよ!!それでいいよ!その代わり麗夏がもし選ばれなかったら名前で呼ぶのやめてバイト先でもそうゆう事しないでよ?」


「ええわかったわそれじゃコレぐらいで良いかな?お昼休みも残り半分ぐらいだし」


「ええ良いわよ」


どうやら話し合いは無事終わったみたいだな...あれ?

俺に対するルールは無いのか?と言うより俺話し合いにすら参加させて貰えなかったような..


「な..なぁ2人とも俺は...」


「海君は私達をしっかり見てどっちとコレからも一緒に居たいかちゃんと決めてね♪」


「海斗私の事ちゃんと見てね♪」


「あー!麗夏その言い方ズルい!海君私だけ見てくれたらいいから!」


そんな些細な事で言い合ってるふたりの姿はいつも通り冗談を言い合ってる時と変わらない様子にホッと胸を撫で下ろした


「そういう訳でご飯食べよ海君♪」


「だなあと少ししか時間ないしな」


「えっと..私はどうしたらいいのかな?」


麗夏は戸惑いながら聞いてきた

確かに邪魔をしないとさっき決めたばかりだし...


「一緒に食べたらいいじゃん♪」


花音は気にしない感じで一緒に食べたらいいと言った


その後俺達3人は急いでお昼ご飯を食べた

ただ...終始俺は花音から食べさせられる...まぁあーんを常にされてたのは恥ずかしかった

麗夏も恨めしそうに見つめながらも先程決めた事があるから何も言わず自分の弁当を食べてた


コレもしかして相当やばい事決めた?


放課後麗夏からメッセージが来てて内容を確認したら

昼に決めた事を花音と纏めたらしいからその内容を送ってきてた

ただそのルールの名が....契約事項...って

感想や評価よろしくお願い致します!!

3人の今後が気になる方はブクマよろしくお願いします!!


本日PV合計2万超えました!

いつも読んでくださる方や沢山の方々のおかげで達成出来ました!!

2章に関しては数日開けることになりますが必ず更新します!!

暫くは本作にも登場してる

蒼井月姫と深風颯2人の話を書いていきます!

海斗達が入学する約半年前の話

2人の付き合い始めた話も是非読んでみてください

月夜の姫に僕は二度目の初恋をした

https://ncode.syosetu.com/n1511hb/

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更新は遅めですがこちらも是非よろしくお願いします 痺れる刺激と甘い唇~独占欲強めな為毎日マーキングします!~ https://ncode.syosetu.com/n1511hb/
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