変わる心境...⑤
麗夏視点
私の気持ち...言っちゃった!!
私からキス...やっちゃった!!
ファーストキス...あげちゃった!!
私は海斗に家まで送って貰ってそのまま部屋のベットに飛び込み、あの時のことを思い出しては悶え足をバタバタさせてた
暫くしたら落ち着いてそしてまた思い出し足をバタバタさせる
告白した事で悶える事は無くなったけどキスした時を思い出したら足をバタバタさせてしまう
仕方ないじゃない..ファーストキスだったんだから
私が昔から思い描いてたのとはかけ離れてるけど、それでも初恋の人に捧げることができた。
ただそれだけで私は幸福感に満たされていた
ピロン♪
誰よ!今幸せを噛み締めてたのに!!
『麗夏ちゃん今大丈夫かな?』
あ..蒼井先輩!?なんで急...あっ!夜連絡するって約束してたんだっけ...色々ありすぎて忘れちゃってた
『はい!今部屋なので大丈夫です』
『なら良かった♪ところで電話で聞いた内容とかなり状況が変わってると感じたのだけど?』
『まぁ..あの後色々あったのは確かですけど』
『それじゃ詳しく教えて貰えないかしら?』
『話せば長くなるので簡潔に要点だけを───』
私は今日あったことを簡単に話した
海斗が彼女と喧嘩して傷ついたこと
勘違いだったけど海斗を傷つけたことが許せず怒って海斗を追いかけ..告白をして私からキスした事
契約とかについては...話さなくていいか..
週一でも良いから私を見て私を知って欲しいと頼んだ事
『───とまぁそんな感じで後は先輩も見ましたよね?』
なんか改めて文字にしてみるとすごく恥ずかしいんだけど...
私はまたベッドで足をバタバタさせてた
『なるほどね、それでその返事を明日もらうわけか』
あっ...返事..
私はさっきまで浮かれてた気持ちがなりを潜めてバタつかせてた足も止まった
『返事はもう決まってますよ...私..振られますから』
『なんでそう思うの?可能性はゼロじゃないわよ?』
私は先輩に今海斗が彼女と話してる事を伝えようとした時
プッ
突然の誰からかの着信に出てしまった!!
「もしもし!」
『出るの早くね!?』
えっ海斗!?なんで電話なんか...もしかして返事?
とりあえず落ち着け違うかもしれないし普通に...
「いや..さっきまで少しメッセしてたから」
そう言えば蒼井先輩に返事送れてない...
今それどころじゃないからごめんなさい!
『忙しいなら切ろうか?』
「大丈夫!!ところでどうしたの?」
やだ!切らないでもっと話したい!
焦る感じで私はすぐに言葉を返した
『返事を言おうと思ってさ』
あっ..やっぱり話したくない...
それ話しちゃったら終わっちゃうじゃん...
まだ終わりたくないよ...
「そ..そう..」
もう諦めろ私...シンデレラタイムは終わったの...ガラスの靴も一緒に消えたんだ..
自分の気持ちも伝えたし幸せな時間をこの2日間で過ごせたんだ
充分じゃないか...
『麗夏、俺と契約してくれないか?』
ほらやっぱ...え?
海..斗が契約して...くれる?
なんで?仲直りしたんじゃないの?
きっと何かの間違いなんじゃ
私は期待と不安で声が上手く出せなかった
「...え?...いい...の?」
やっとの思いで途切れながらも私は声に出して聞いた
海斗の返事を待つ時間がすごく長い..
緊張して手が震えるし口の中の水分も一気に蒸発したみたいに乾いてる
今にも泣きそうな思いをグッと耐えてかわいた下唇を噛み締め返事を待った
『あぁ...俺もちゃんと麗夏と向き合ってみて答えを出そうと思う...花音の事もあるから中途半端なのは変わらないが...』
海斗は申し訳なさそうに言ってきたがそんなの関係ない!
もう止まったと思った時間がまだ続いてたそれだけで私は充分だ!
「そんなのどうでもいい!!...海斗がちゃんと私を見ようとしてくれるだけで...私は..」
私は今まで張り詰めてた不安な気持ちがなくなった瞬間涙を堪えきれず泣いてしまった
だって海斗に見て欲しいって私の独りよがりな思いだったのに、海斗はそんな私とちゃんと向き合ってくれる..
今までずっと抑えてた気持ちが溢れ出しもうぐちゃぐちゃになってる
ただわかるのは今流してる涙は悲しい涙じゃない喜びの涙だ!
海斗は私が落ち着くまで待ってくれてる...それすら今は嬉しい...
「ごめんね..断られると思ってずっと不安だったから...あまりに嬉しくてつい泣いちゃった..」
『不安にさせてごめん...』
海斗が謝ることないのに...私がずっと不安だったことまでわかってくれてた...
それでも私の中にある引っ掛かりを確認しないといけない気がして私は彼に聞いた...そう私は幼馴染じゃ無いって事を...
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