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遊園地⑸

私はカフェに着くとそのまま御手洗に駆け込んだ

そして握りしめてたスマホの文章に目を向ける


『少しなら大丈夫よ』


私はその一言を確認し電話をかけた


『いきなりどうしたの?教えたけどまさかこんなに早く連絡くれるとは思ってなかったよ』


「すいません...」


『良いのよ私に連絡くれたって事は()と何かあったの?』


「いえ...今4人で遊園地に来てて...」


『あぁ~そうゆう事?なんとなく察したわ。彼と彼の彼女さんのやり取りを見ていたたまれなくなって連絡してきたわけね?』


「はい..今も1人待たせてるのにどうしても話聞いた欲しくて...」


『でもそれだと待たせてる子に迷惑になるから夜もう一度連絡くれるかしら?』


「でも...多分今日待たせてる子に告白されるかもしれないんです...今のままじゃどうしたらいいのか...」


『そのへんも含めて聞いてあげるから。とりあえず私から今言えるのは自分の気持ちに素直になる事いい?』


「はい...」


『それじゃ私も()()()()とかするからまた夜にね』


「蒼井先輩ありがとうございました」


実は昨日帰る前に何かあったら相談乗ってあげると言われ私は蒼井先輩と連絡先を交換してた


まさか昨日の今日で連絡するとは私も思ってなかった...

でもどうしよう..今日告白されたら私は答えないといけない...

付き合うことが1番平和なのはわかってる..わかってるけど!

里中君より...海斗がいい..

私ともう1人の私...心と思考でぶつかりあってる...


そろそろ戻らないと待たせてる...

私はハッキリと気持ちが決まらないままトイレを出た

里中君を見つけ席に着くと彼は心配してた


「大丈夫?」

「うんもう落ち着いたから心配させてごめんね」

「ならいいけど...無理するなよ?」

「ありがとう...」


なんだかんだ里中君は優しい

きっと付き合ったら私の事大切にしてくれるんだろうな...

そうだ里中君に触れたら...

気がついたら私は里中君の手にそっと手を置き握りしめてみた


「れ...麗夏!?どうしたんだよ?やっぱ何かあったのか?」

「え?..ちがうちがう!ただ握ってみたかっただけだから..」


私は慌てて手を退けようと里中君の手から話そうとしたら

その手を掴まれた


「お..俺も握っみたくなったから...」

「そ..そう...」


里中君は恥ずかしそうにメニューを見るため顔を俯かせた

そして...私は決めた

その後2人で飲み物を頼んで少しゆっくりした

それにしても...なんで変なメニュー名なんだろ?


______________________________________________________


さてと....麗夏ちゃんがどうするか...

今日告白されるかもとか言ってたけど私はなんとなくなんて言うかわかる

と言うか昨日のあの態度を見て気づかない彼も彼だけどね...

それに...

麗夏ちゃん見てたらなんかほっとけないのよね...

まぁ少し後押ししてあげるぐらいいいわよね?


私はスマホを取り電話をかけた

~♪~♪


『月姫ちゃんどうした~?』


「いきなりすいません今大丈夫ですか?」


『この時間ならまだ大丈夫だよ~♪』


「あの話まだ決まってませんか?」


『ん~?あぁ~なかなか居なくてねまだなのよ』


「もし良けれは...」

.....

....

...

..

.

「そうゆう訳なのでよろしくお願いします」


『わかったわよ♪それじゃまた決まったら教えてね♪』


「はいそれじゃあ失礼します頑張ってくださいね()()()()


よしコッチはこれでいいとして次は...


『どうした?』


「今勉強中?」


『いやちょうどキリがいいから休憩しようとしてたところだ』


「颯にお願いがあるんだけど」

遊園地編そろそろ終わると思います...


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更新は遅めですがこちらも是非よろしくお願いします 痺れる刺激と甘い唇~独占欲強めな為毎日マーキングします!~ https://ncode.syosetu.com/n1511hb/
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