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遊園地 ⑵

皆様にお知らせしたいことがあります


ジェットコースターの記念用の撮影をする際は

妥協をしてください....

もうジェットコースター当分乗りたくない!


花音が気に入ったのが取れないからと

何回乗ったことか....


『ん~もう1枚撮ろ!』

『さっきの方が良かった...もう1枚!』

『こんな感じでその前を足したよ様な感じが良い!もう1枚』


...体張った撮影もうヤダ!

テレビに出てる芸人さんマジで尊敬するよ...

そう思いながらゲッソリしてる俺の横で嬉しそうに写真を眺めてる花音

見る人からしたらすごく対照的に見えるだろうな...


「えへへ♪海君最高なのが取れたね♪」

「はは....そうだな気に入ってくれて良かったよ」


本当に良かった....

そう言えば2人から連絡とか来ないな...


「花音昼飯のこともあるし1度向こうと連絡してみるか?」

「そうだね、どうするか決めてなかったしね」


俺はスマホを取り出して天哉に連絡した


「よう!!天哉昼飯どうする?」

『そういえば決めてなかったな...』

「合流するかこのまま別々で食べるかどっちがいい?」

『1度合流するか..今どこにいる?』

「さっき別れた所だよ」

『は?アレからずっとそこにいたのか!?』

「その辺は合流したら話す俺たちココで待機してるから」

『わかった少し待っててくれ』


電話を切り花音に伝えた


「天哉達がここに来ることになったから」

「わかった♪それにしてもてっきり別々のままかと思ってた」

「まぁ...せっかくみんなで来たからってのもあるだろうし、別れ際に俺が気分悪そうだったから様子見もあるんだろうな」

「確かに別れた時と同じ場所にいるもんね私達」

「それ天哉にも言われたよ」


暫く花音と話しながら待ってたら天哉達が歩いてきた


「海斗待たせたな」

「無理に合流しなくても良かったんだぞ?」

「そんな事言うなよ、心配してたんだからさ」

「それは悪かったな...それで2人はどこ行ってきたんだ?」

「俺達はお化け屋敷とか色々だな。海斗達はどこ行ってきたんだ?」

「ジェットコースター」

「と?」

「JHETT KO-SUTA-」

「もしかして...」

「何度聞いても答えは同じだ」

「マジか...」


どうやら流石の天哉も呆れてるようだ...

とりあえずこのままじゃいつまでも移動しないな...


「何か食べれるところ行こうぜ?」

「そうだな近くにお店あったしそこ行くか?」

「だな2人もそれでいいかな?」

「「いいよ~♪」」


俺と天哉だけで決めるのもアレだから確認だけした

移動中なんか花音と麗夏がコソコソ話し合ってるけど

多分花音がアドバイスとかしてんだろうな...

大丈夫かな...?

少し前を歩く天哉が止まった。どうやらが言ってた店に着いたみたいだ

外見は中世の酒場みたいな感じで店内もいかにもって感じの作りになってた

一応カウンター席みたいなのも有るけど

座る人いるのかな?


俺達は席に案内され何にするかメニューを見ていた

メニューは....まぁ普通だった

俺はハンバーガーに決めた

天哉はカレー

花音はミートソースパスタ

麗夏はサンドイッチ

ほらメニューは普通だろ?


店内の雰囲気を楽しむのがどうなら目的に思った方がいいのかもな

ちなみに他の席ではカツ丼が提供されてた

マジで店内とミスマッチだ!


「そう言えばなんでジェットコースターばかり乗ってたんだ?」


おもむろにさっき気になってたのか天哉が聞いてきた


「なんか写真を撮られてたみたいでそれの為に何度も...」

「何回乗ったかは聞かないでおくよ...」


どうやら何かを察したようで天哉は何回乗ったかまでは聞いてこなかった

花音達も同じ事を話してたのか写真を見せてる


「ねぇ里中君私達もジェットコースターもっかい乗ろ?」

「えっ!?...良いけど?」

「やった」

「お...お手柔らかにな...」


食べた後のジェットコースターは地獄のようなもんだからな....頑張れ天哉!!


「花音なら俺達はどうしようか?」

「んー麗夏とも撮りたいからジェットコースター行こうよ...ダメ?」


ジェットコースターしか乗ってないんだけど!?

いいのかそれで?


「とりあえず花音が行きたいところに行こうそれでいいから」

「ありがとう海君♪」


まぁ下で待ってたら良いだけだしな

絶対スタッフもビックリだろうな...

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更新は遅めですがこちらも是非よろしくお願いします 痺れる刺激と甘い唇~独占欲強めな為毎日マーキングします!~ https://ncode.syosetu.com/n1511hb/
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