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お詫びに...

みんなと別れて俺は家に帰った


「ただいま」

「海君おかえりなさい♪」

「花音!?ど..どうして?」

「ん?海君に逢いに来て待ってたんだよ?」

「連絡してくれたら良かったのに...」

「麗夏から先輩達に捕まったって聞いてたからやめといたんだよ♪」

「麗夏から!?何か言ってたか?」

「え?なんかお昼食べてたら先輩達に捕まってゲームセンター連れてかれたってどうして?」

「特に理由はないから気にしなくていいよ」


俺はそう言ってリビングのソファに座った

プリクラの事はバレてないみたいでよかった...

流石にアレ見られたら怒るよな...


「それでどうだった麗夏は?」

「ん?別に服はちゃんと買ったよ?」

「そうじゃなくて...もういいよ別に大したことじゃないし」

「なんだよ?」

「べっつに~」


なんか花音聞いてるのかな?

そんな時に


ピロン♪


誰かからメッセージが来た...

俺はあえて確認せずシカトする事にした


「ねぇ海君スマホ通知来てるよ?」

「そうだな..まぁあとで見るよ」

「今見ないの?」

「ん?別に急ぎじゃないだろうしな」

「ふーん...私がいるから見ないんだァー」

「なんでそうなるんだよ?なんか今日の花音おかしいぞ?」

「べつに~プリクラ撮ったなんて気にしてないんだからね?」

「見てるじゃん!?てか見てたの!?」


やば!?アレ見られてたのかよ!?


「偶然ね...それでどんなの撮ったの?」

「え?まぁ色々と...」

「私に見せれないの?」

「そうじゃない...そうだな変に誤解されるよりはマシだよな...」


俺はそう言って今日撮ったプリクラを渡した

受け取った花音はプリクラを見ると固まってしまった

まぁ...なんも説明がないとそうなるよな..


「なぁ花音説明させてもらっていいかな?」

「え?う..うん大丈夫だよ?麗夏からも聞いてるから...」

「ん?聞いてたのか?」

「うん私が勘違いし内容にって教えてくれたよ?先輩達に無茶振りされたんだよね?」

「あぁそうだけど」

「なら大丈夫だよ?私怒ってないから...ただ...」

「ん?ただどうしたんだ?」

「私とも撮って欲しいなと...」

「ん?今度撮りに行くか?麗夏達も誘って」

「それも良いけど...よし!まだ時間あるよね?」

「あるけど...まさか!?今から!?」

「もちろんだよ!」


バンとテーブルを叩いて立ち上がる花音

確かに今から行けばプリクラ撮れるけどまさか今から行くとか誰が想像つくよ?


「流石に今日は....な?」

「嫌なの?私と2人で撮るのは嫌なの?」


ズイッと顔を近づけてくる花音

圧が凄い...なんか鬼気迫る圧を感じるんだけど..


「良いけど晩飯もあるんだから母さんに一言言わせてくれ」

「わかった♪私も連絡するね♪」


俺は一旦花音から離れ母さんのいる台所に向かった


「というわけなんだ母さんちょっとプリクラ取ってくるよ」

「聞こえてたから大丈夫よ♪ハイこれ向こうで晩御飯食べてきなさい♪」


そう言って俺に1万円を渡してくる母さん


「いいの!?てか、流石に多すぎだろ!?」

「何言ってるの花音ちゃんと2人分なんだからコレぐらいもっと来なさい足りない分は自分で出しなさいよ?」

「充分足りるから!その...ありがとう」

「楽しんできなさい♪」


俺は母さんからお金をもらい花音の方へ戻った

花音はなんかモジモジしながらこちらを見てた


「母さんに話してきたし外でご飯食べておいでってお金も貰ったから行こうか」

「う..うん私の方も説明したら朝帰りはダメと言われただけだから大丈夫」

「朝帰りってなんでそうなるの!?」

「わ..分からないよ!それより早く行こ♪」


そう言って俺の手を引っ張る花音、そんなに嬉しいのかな?

俺はそんなことを思いながら家を出た

さっき帰ってきたばかりなのになぁ~

外に出て本日2度目となるショッピングモールへ向かった


「ねぇねぇどれで撮る?」

「俺はよく分からないから花音選んでくれよ」

「いいよ~ふふん♪どれにしようかなぁ~」


俺から見たらどれも同じにしか見れない機械を1つづつ確認しながら選んでた

暫くしたら花音は決めたらしく俺を呼んできた


「海君これにしよ!」


そう言われ俺と花音はプリクラの中に入った

撮影ポーズは麗夏達と撮ったのと変わらなかった

あんだけ恥ずかしかったのに花音とは抱き合って撮ることが出来た

そして...


[最後は好きなポーズで~3.2.1]


俺達はそのまま抱き合ったまま撮ることになった

それが...


チュッ カシャ!


俺の頭の中は完全に真っ白になった

最後の1枚で花音は俺とキスをしてきた

唇に感じる柔らかい感覚そして近くにいると香る甘い香りが今はより強烈に俺の鼻を抜けていく...


どれぐらいの時間だったのか分からないけど花音がそっと離れてく...

花音は顔を真っ赤にして恥ずかしそうに


「コレで麗夏との事はなかったことにしてあげる...」

「あ..あぁ..」

「ほら海君落書きしに行くよ!」


そう言って花音は俺の手を引いて撮影スペースをでた

その後出てきたプリクラにはしっかりキスしてる俺達が写ってて『ファーストキス』と書かれてた


その後2人でご飯を食べて家に帰った

せっかく外で食べたけど俺はあまり味を感じれなかった

感想や評価よろしくお願いします

続き気になる方はブクマよろしくお願いします!!

次回からは遊園地です!!

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更新は遅めですがこちらも是非よろしくお願いします 痺れる刺激と甘い唇~独占欲強めな為毎日マーキングします!~ https://ncode.syosetu.com/n1511hb/
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