表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/79

プリクラってこんなのなの!?

プリクラを撮ることになった俺達は

機械の撮影スペースに移動した


お金を入れるとアナウンスが聞こえた

[それじゃ今から言うポーズで撮影スタート♪]


何それ!?そんなの聞いてないぞ?

流石に麗夏もコレには慌ててるみたいだ

蒼井先輩謀ったな!!


[2人でハート手で作って~♪3.2.1]

パシャ!


俺と麗夏はどうしたらいいのかわからず慌ててたら

先輩達がお互いの手を合わせてハートにしていたが

俺達はそんな事せず慌ててるところを撮られた


「もう!2人ともちゃんとしないと折角遊んでる記念なんだから!!」


蒼井先輩は少し強めな言い方で言ってきた

俺は無理だと反論しようとしたが


[もう一度撮るよ~♪3.2.1]

パシャ!


俺と麗夏は慌てて先輩達の真似をした

ちゃんとできるてるか見ながらやったせいで

まるで見つめ合いながら作ってる風に撮れてしまった

慌ててる麗夏の顔を見て撮ったあと俺は思わず笑ってしまった


「な..なによ?」

「あははっ..いやぁ~俺達遊びなのに慌てておかしいなと」

「それはそうだけど..」

「どうせ記念だしこれくらいなら楽しんだ方がいいだろ?」

「それもそう..[今度は両手を使って大きなハートでぇ~3.2.1]ふぁっ!?」

パシャ!


俺と麗夏は慌ててポーズを取ろうとしたせいでハートでは無く

マルになってた


「うふふっ♪どうやら2人とも初めて見たいね♪2回目でちゃんとポーズ決めてくれたらいいからね♪」


そう言いながら、蒼井先輩は終始無言で顔を真っ赤にしてる深風先輩とポーズを取ってた

深風先輩も慣れてないんだな...


[もう一度撮るよ~♪3.2.1]

パシャ!


どうにかポーズ取れた...

あと何回あるんだよ...


[思いっきり抱き合って~♪3.2.1]

パシャ!


無理だ!コレだけは撮ったらいけないやつだ!

それは麗夏も理解したらしく瞳を大きく開いて身体が固まってた

どうにかして誤魔化さないと...

そこで深風先輩がコッチを見てたことに気がつきとっさに閃いた

俺は申し訳ないと思いながらも深風先輩の手を掴んで抱きしめた

麗夏もそれを見て蒼井先輩に抱きついた

離してはダメだとばかり必死に抱きしめる俺と麗夏

深風先輩は理解してて何も言わないが

蒼井先輩はいきなりの事で何が起きてるのか一瞬理解が追いついてなかった


[もう一度撮るよ~♪3.2.1]

パシャ!


どうにか乗り切った...


「まぁ今回は許してあげるけど次はないからね?」


そう蒼井先輩は言った後に麗夏に何かを耳打ちしてた

麗夏は真っ赤になりながらバッと蒼井先輩から離れ無言で顔を横に振ってた

何言われたんだ?


[最後は好きなポーズでぇ~♪3.2.1]

パシャ♪


俺は深風先輩と肩を組んで撮った

蒼井先輩達は手を握りあってた

ふぅ..コレでこのままもう1枚撮れば終わるな

俺はやっと終わる事にホッとしてた


[もう一度撮るよ~♪3.2....]


いきなり麗夏が俺の首に腕を回してきて頬に...


ちゅっ...パシャ!


[お疲れ様でしたー♪次は落書きタイムだよー♪落書きエリアに移動してねー♪]


俺は何が起きたのが訳が分からなかった...

なんで麗夏が?え?

俺は移動を始める先輩達を気にせず麗夏を睨むように見た


「なんでこんなことしたんだ?」

「蒼井先輩に言われて...」

「断ればよかっただろ?」

「ごめんなさい...嫌だったよね..」


自分が何をしたのか理解してるらしく麗夏は申し訳なさそうに謝ってきた

そんな顔するならしなければ良かったのに...


「まぁ...撮った物は仕方ないし..女性からしてくれて嫌がる男子はいないと思うぞ?」

「えっ?....」

「ただそんなに軽々しく付き合ってない男にするのはもうやめろよ?俺じゃなかったら誤解されてるぞ?」

「...うん...わかった...嫌じゃなかったのね...」


俺が許したからか小さな声で何かを言いながら顔を縦にふってた


「ほら早く来ないと勝手に落書きしちゃうわよ?」


タイミングよく蒼井先輩が俺達を呼んで来たから俺達も向かった

ただ俺は蒼井先輩に言わなきゃと思いだけ伝えた


「蒼井先輩今回は許しますけどあまり変な事はしないでくださいよ?」

「別にそんなつもりじゃなかったんだけどなぁ~♪」

「麗夏は俺の彼女の親友なんですから」

「それなんだけどさいつからの知り合いなの?あなた達は」

「なんでそんなことを?」

「ん?いやぁ~なんとなく気になってねぇ~」

「...麗夏とは小学生の時にはなんだかんだ一緒にいたと思いますよ?」

「彼女さんとも同じ時に?」

「いえ..かの...彼女とは生まれた頃からだと...親同士が高校位からの付き合いみたいで」

「なるほどねぇ...」

「なんでそんなことを?」

「ん?ちょっと気になったからねぇ~♪」


なんでそんなことを聞いてきたのか俺は訳が分からないままだった

感想や評価よろしくお願いします!!

続き気になる方はブクマよろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
更新は遅めですがこちらも是非よろしくお願いします 痺れる刺激と甘い唇~独占欲強めな為毎日マーキングします!~ https://ncode.syosetu.com/n1511hb/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ