午後は4人で...
とりあえず俺達4人はパスタを食べ終わった
あの麗夏のパスタを1口食べてからは特に変な事を聞かれたりさせられたりは無く普通に食べ終えた。
「さてと...それじゃ麗夏どこか見たいところあったんだよな?」
「え?..あぁ.そうねそうだったわ..」
「それじゃそこ見に行こうか」
「う..うん!」
あれ?もしかしてお昼食べて忘れてた?
俺は首を傾げてたら
「ねぇ麗夏ちゃん」
「な..なんですか蒼井先輩?」
「その見たいお店って今日見に行かないといけないのかな?」
「いえ..そ..そんなわけじゃ...」
まぁ確かに今日見に行く必要あるなら午前中には言ってるもんな...
まぁこの流れ的に一緒にと誘われるか解散させてくれるかだな
「なら麗夏ちゃん今から少し遊びに行かない?」
「えっ?..でも..」
一瞬俺の方を見る麗夏。
「麗夏行ってきたらどうかな?蒼井先輩も言ってくれてるし」
「うっ...うんわかった...」
まぁ麗夏には悪いが用は済んだし俺はこのまま帰らせてもらうか
「あら?清水君も一緒によ?」
「はい?」
「だって麗夏ちゃん来るのに清水君来ないのはねぇ~」
「ただでさえ一緒にいて勘違いされたら麗夏に迷惑かかるのに先輩達とってなると余計に目立って勘違い起きそうですし...」
実際まだ誰にも会ってないからいいが、もし誰かに見られたら...天哉に見られたら完璧アウトだしな...
「もう...もし見られて何か言われたら深風先輩が極悪な手段で脅してきたって説明したらいいからね♪」
「おい待て!サラッと俺を陥れようとしないで?」
「あら?後輩のためならいいでしょ?そして学年最下位に落下した颯と学年上位の私...周りから弱み握られてるの?とか言われたりして♪」
「それ実体験済みだから!散々言われてきただろ!?」
「記憶にございません....キリッ」
「都合よすぎな!てかキリッって....」
先輩達が話し出すとなんか長いんだよな...
とりあえず俺も逃げられない感じか...
「わかりましたまだ時間あるので一緒に行きます」
「海斗君いいの!?」
「まぁ麗夏がいいならの話だけどな」
「でも...」
「まぁ...それにさ約束したしな昨日...買い物付き合うって色々見て回るのもありだろ?」
「うん...ありがとう!!」
麗夏はすごく嬉しそうに笑顔を見せてきた
流石の俺もその笑顔にはドキッとした
さてとコチラはまとまったけど...
「とりあえず俺達は大丈夫ですけど...先輩達本当にいいんですか?」
「「どうして?」」
「いえ..受験勉強で忙しい中の折角のデートですし」
先輩達は3年だまだ5月とはいえ、もう勉強はしているはずだ
そんな中作った時間を俺達がいていいのかはさすがに悩んだ
「そんなの気にしなくて大丈夫よ♪颯とは毎日居るし」
「まぁな、基本どっちかの家で晩飯って感じだしな、だから気にしなくていいからな?」
俺は先輩達がそこまで常にいるとは知らなくてさすがにただただ驚いていた
「ならせっかくだしゲームセンター行こうぜ。色々あるしさ」
そう深風先輩は言ってきて。
俺もそれには賛成だったフラフラ見るのもいいけどやっぱり遊びたいしね
「「「賛成!!」」」
どうやらみんなも賛成らしい、行き先が決まった俺達は会計を済ませてゲームセンターへ向かった
ゲームセンターに着くと早速深風先輩はあるものを指さした
「エアホッケーあるからやろうぜ!」
そう言ってエアホッケーの方へ向かった
まさかここで先輩VS後輩になるとは...
「先輩勝たせてもらいますね」
「後輩に負けるはずがないだろ?」
俺と深風先輩は始まる前から気合十分だった。
それと対照的に
「男子ってなんでこういうのに燃えるんだろうか....」
「あははっ...まぁ私もやるからには全力ではやりますけどね?」
「ほぅ...麗夏ちゃんも清水君と同じで下克上したいのかな?」
「そうですね....先輩かぜ吹かせて圧で勝たせないようにする先輩には勝ちたいですねぇ~♪」
「なるほどねぇ...でもそんな事言っていいのかな?私的には麗夏ちゃんを助けたつもりだけど?」
「その事は感謝してますよ蒼井先・輩♪でも勝負は勝負です」
「うふふっ...麗夏ちゃんやっぱり面白いね♪」
「あははっ...蒼井先輩には流石に負けます♪」
「「....」」
「颯!!」「海斗君!!」
「「勝つからね!!」」
「「は..はい!!」」
アレ?俺達よりなんか燃えてない?
深風先輩..諦めた顔してる...
その後のどうなったかは...
男子は守りに徹し攻めは女性が...
2度エアホッケーしたくない....
結果は先輩達の僅差で勝利だったけどね
その後は相手を妨害しながらカートでレースする奴や
太鼓を叩いてドンドン言わす音ゲーや
有名曲の振り付けを真似するゲームなど
色々と遊んだ
気がついたら時間もかなりたってて流石にそろそろ帰ろうかと思ってたら蒼井先輩が
「最後にみんなでプリクラ撮って帰ろうか?」
「おっ?月姫それいいな!!一緒に遊んだ記念にって事が」
「そうそう♪あなた達も良いわよね?」
「「はい..」」
流石に...とは俺も麗夏も思ったけど先輩達がここまでノリ気なら..と諦めた




