そして....こうなった....
俺と花音は結局布団を離さずにくっつけたまま寝ることになった
まぁ昔は一緒に寝たりもしてたからその延長線と...
思えるわけないだろ!
花音は気にせず寝てるのかな?
さっきからずっと静かだ...
時々寝息は聞こえるが...静かだ
「花音寝てるのか?」
「....」
なんとなく聞いてみたが反応がない...寝てるようだ
俺はなんか緊張した全く眠れなかった
よく寝れるなよな羨ましいよ..
そして昔の俺に伝えたい...
数年後一緒に寝るのに緊張して寝れなくなるぞ
ってな
とか言ってる場合じゃ無いから..
このままじゃ徹夜で寝不足になるじゃん!!
俺はどうにか寝ようと頭の中で羊を数えることにした
(羊が1匹...羊が2匹..羊が)
バサッ!
突然布団をめくる音が聞こえ花音を見ると
寝ぼけてるのか上体を起こしてキョロキョロしてた
俺は声をかけようかと思った時花音は立ち上がり
歩き出した
行先はトイレみたいだ
正直いきなりだったからビックリした..
そして花音が居ない間に寝ようと意識を手放す事に
集中した
あっ...だんだん頭がボーッと...
...
..
.
ピピピピッ!ピピッ....
「海君起きなくていいからねぇ」
「うぅん....」
なんだ?...なんか左側が暖かいような
それになんか柔らかくて甘い匂いが...
俺は何となく右腕を左側に向けるように寝返った
「ひゃぁ!!」
「ん..ん?なんで花音が横にいるんだよ!?」
叫び声みたいなのが聞こえ目を開けると花音が横で寝てたのだ
「それが...昨日御手洗行こうと思ったまでは覚えてるんだけど...」
「つまりそのまま無意識に俺の横で寝たと?」
「そう!それだよそれ!海君の布団が近かったからだよ
きっとそうだよ!うんうん♪」
なんか嬉しそうい言うけど花音
色んな意味で心臓に悪いぞ?
「ところでいつから起きてたんだ?」
俺はアラームを7時に合わせてたから今の時刻は何となくわかるが花音は何時から起きてたのか気になり聞いてみたのだ
「わかんない時間見てなかったし、でも外が明るくなってきてた位の時間かな」
「かなり前から起きてるじゃん」
「海君の寝顔を横で見ながらだったからそんなに気にならなかったよ?」
「めっちゃ恥ずかしいな..」
結構な時間俺の寝顔を見られてたみたいだ
「とりあえず起きるか」
「やだまだ時間あるからこのままがいいな」
「なんか恥ずかしいんだが..」
「だってこんな機会ないんだもん...ダメ?」
花音は俺の左腕を掴んで瞳を潤ませて聞いてきた
「それ反則だからな!ったく まだ時間あるだろうしそれまでな!」
「ありがとう海君!」
花音はそう言って掴んでる左腕に頬ずりしていた
なんか小動物みたいで可愛い...
「花音さえ良ければだけど前みたいに泊まりに来てもいいんだぞ?」
「え?それって...海君えっちだなぁ~」
「なんで泊まりに来たらいいがそうなるんだよ?」
「だって..同じベットで寝ようってことでしょ...あぁ~私大人になっちゃうのね」
「やっぱ泊まりに来なくていい」
「ごめんなさい!意地悪がすぎました!だから泊まりに行くね」
「謝るの早いしもう来るって決めてるのかよ」
「当たり前じゃん♪海君が誘ってくれるんだから」
そう言って凄く嬉しそうな笑みを向けてきた
俺は心臓が早くなるのがわかった
それを花音にバレないか心配で仕方なかった
そんな笑顔見せられたら...
俺は右腕を花音の背中に回しておもむろに抱きしめ...
ピロン♪
「なんだろ?あっ!お母さんが朝ごはんの時間だから昨日の場所に来なさいだって」
「なら準備していくか」
俺達は朝ごはんを食べるために布団から出て準備をして
部屋をでた
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