そして...忘れてた...
幸せな時間ってなんでこんなに短く感じるんだろ...
仲直りして花音と沢山色んな事話してたら
もう晩御飯の時間になってた
父さんから連絡があって僕と花音は
宴会場みたいな所に来てた
父さん達は隅の席でお酒を飲んでた
「2人とも来たかもうすぐ来るから適当に座ってて」
「「はーい」」
俺は座る前に父さんのところに行って
「仲直りできたよ」
「無事話はできたんだね?」
「できたというか丸め込まれたの方が正しいかも...」
俺はそう言って花音の方を少し見た
花音は母さんと何かを話してるみたいだ
「まぁ とりあえず良かった」
「話聞いてくれてありがとう」
俺はそう言って俺は席に着いた
後から花音も席に着いた
「花音何話してたんだい?」
「え?...あぁ..内緒だよ♪海君こそ何話してたのよ?」
「色々お礼さ」
そんな事話してたら料理が運ばれてきた
数種類のお刺身に天麩羅
それに多種多様な小鉢が沢山
ご飯は1人づつ小さい釜で持ってきてくれた
「写真とってもいいよね?」
花音はそう言うとスマホを取りだしカメラで何枚も撮ってた
そうしてると大人達はお酒を俺達にはお茶を用意されると
父さんが
「まぁ今年も仲良く無事旅行にも来れて良かった これからもお隣同士仲良くしていこう かんぱい!」
「「「「「かんぱい!」」」」」
そうして宴会が始まった...まぁ俺達は飲めないけどね
宴会が進むにつれ大人達はお酒が進み酔いも回ってきてるみたいで楽しそうに思える
俺と花音は食事も済みどうしようか悩んでた
「海君どうしようか?」
「俺達はお酒飲まないしな...戻るか」
「あっ...あ..うん...」
ん?どうしたんだ?
俺は何故か返事に戸惑ってる花音に疑問を抱いたが
次の瞬間思い出してしまった
「花音ちゃんを無理矢理はダメだからね?」
「そうだぞ?海斗君いくらなんても避妊はしろよ?」
おい!そこの酔っ払い親父2人組何言い出すんだ!
俺は今になって思い出した...正しくは考えないようにしてたが正しいかもしれない
今夜花音と2人なんだ...
べ..別に今までも何回か寝たことあるし
き...きん...緊張とかないからな?
「何言い出すんだよふたりして!」
俺は2人に文句を言うしか出来なかった
さらに追い打ちをかけるように横では
花音に色々話してる酔っ払い女が2人....
「花音ちゃんいい?最初は痛いかもだけど愛があれば大丈夫だからね?」
「花音既成事実さえあればあとはどうにでもできるから!」
「海君と...あ..あぅ...好きに...へへへ...」
おーい花音帰ってこい!
そっちはダークサイドだ抜け出せなくなるぞ!!
「そんなこと言うから花音も困ってるだろ ったく..ほら花音部屋戻るぞ!」
俺は立ち上がって花音に手を差し伸べた
花音は恥ずかしそうに手を取り立ち上がったが
ずっと座ってたせいで足が痺れててコチラによろめいてきた
「大丈夫か?」
「ご...ごめんなさい...ひゃっ!...か...顔が近いよ...」
ダメだ...花音はもうダークサイドに堕ちてる...
「しっかりしろ歩けるようになるまで待ってやるから」
「へ?...あっそっか....そうしてくれると助かるよ」
待ってる間親達はニヤニヤしながらこっちを見てる様な気がするが....気にしたらダメ絶対
暫くして花音も歩けるようになったから
俺達は部屋に戻った
宴会場を出るまで後ろから視線をいくつも感じてたのには
気付かないふりをした
部屋に戻ると布団が敷いてあった..
あったけど...なんで並んでんだよ!?
隙間あるよね普通?...あるよね?
「まぁ旅館の人は分からないから仕方ないか寝る時に離しとけば良いしな」
「離しちゃうの?」
「嫌だろさすがに?」
「寝るだけなんだし私は平気だけど....」
「でも流石にな...」
「海君...寝るだけじゃ...終わらないの?」
「寝るだけで終わるから!」
「なら...問題..無しだね」
そう言って話を打ち切られた...
なんか今日の花音やけに強引な気がするんだが....
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いつも感謝でいっぱいです
これからも作者と花音達をよろしくお願いします!!
m(*_ _)m




