契約者と朝食
ピピピピッ!!ピピピピッ!!
スマホのアラーム音で目を覚ます
ふぁ~
大きく背伸びしてベットから降り
登校の準備をする
リビングへ向かうと
「おはよう」
母が朝食を用意しながら挨拶してきた
「おはよう」
俺も若干眠そうな声で返す
「やれやれ,かー君やっと起きたのかい?」
「なっ!?なんで花音がいるんだよ!?」
「やれやれ私の彼氏はまだ寝ぼけているみたいだよ...」
「そこじゃないから!なんで朝から家にいるのかって聞いてんだよ!?」
びっくりして目が覚めたわ..マジで焦った
「花音ちゃんから聞いたわよ?付き合いだしたんだってねぇ~」
母はまるでおもちゃを見つけた子供のような笑みで話しかけてきた
だめだこれ...帰ったら色々聞かれるやつだ...
半ば諦めを感じつつ席に着いた
「んで繰り返すがなんで朝からいるんだ?」
「まだ分からないのかね?一緒に登校するために迎えに来たのだけど?」
「え?連絡くれたら迎えに行ったのに...」
「お義母さんどうやらかー君は乙女心が分からないみたいだよ...私は悲しくなってきたよ...」
何言い出すんだ!?
「ごめんねぇ~この子鈍感だから花音ちゃんの気持ちわかって貰えなかったのね...って遅刻しちゃうわよ!?早く食べていきなさい!!あとこれ今日の昼ごはん代!!」
時間...?
ってもうこんな時間!?
慌てて朝ごはんを食べ昼飯代を受け取った
「おい花音!行くぞ!!」
「まってくれ!!すぐ行くから」
花音も時間を見てなかったようで慌ててるようだ
「「いってきまーす!!」」
「行ってらっしゃい♪」
2人を見送った母は食器を片付けながら
「全く...相変わらず仲がいいんだから」
と呆れたような嬉しそうに呟いた
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