初めてのプレゼント選び
中に入るとガラス玉に花などのモチーフがついてるやつや
まるで海の中から太陽を見た時のような淡い水色のやつなど
色んなのが置いてあった
「へぇ~結構色んなのがあるんだな....しらなかった」
「ほんとそうだよね....こんなに綺麗なのに今まで見たこと無かったよ..」
俺たちは綺麗だったり幻想的なのを見て回ってた
「いらっしゃいませ♪なにかお探しですか?」
ふと店員さんに声をかけられ持って見てたとんぼ玉を落としかけた
あぶね~いきなり声かけられたら驚くだろ....
「初めて見たのでどんなのがあるのか見て回ってたんです」
「そうですか~♪もし気に入ったのがあれば言ってくださいね♪オーダーでアクセサリーとかも作りますので♪」
「アクセサリー作れるんですか?」
「もちろん♪こちら参考までにどうぞ」
そう言って店員さんは俺に値段表が書かれたパンフレットを渡してきた
見てみると確かに色んなのが作れるみたいだ...
「ストラップ...」
「ん?」
花音もパンフレットを見ていたらしくストラップを見て
なにか考えてるみたいだ
綺麗だし花音も欲しくなったのかな?
「気に入ったのがあるならストラップ作るか?」
俺は花音に何気なく聞いてみた
「えっ?...あの...その...も...もし..よかったらなんだけどぉ....」
花音は少し戸惑いながらなにか言おうとしてしどろもどろに返してきた
「よかったらなんだ?」
「あのね...一緒に作らないかな...って...おもったり...」
あぁ..なるほど..花音は俺と一緒のストラップを作りたいのか
...何それ?可愛くね?てかお揃いとかめっちゃ嬉しいんだけど!!
「お..おぅ!もちろんいいぞ!それならどれで作るかみて回ろうか」
「いや...そうじゃなくて...」
ん?ちがった?お揃いは嫌ってこと?あれ?でも一緒にって...何この心のジェットコースター...
喜んでいいのか悲しくなってくるのが
凄く交互に来るんだけど....
「なら...どうしたいんだ?」
「だ...たから...」
そう言って花音は覚悟を決めたのかコチラをじっと見つめ
「私がかー君の選んで作るから、かー君は私のを選んで作って欲しいの!」
はい...?
脳内フリーズ....暫くお待ちください.....
...
..
.
ええーーーーーぇ!
もしかしてあれか...お互いプレゼントしよってこと!?
「お...俺が選んでいいんだな?」
「も...もちろんだとも...かー君のセンスをたのしみにしているのだよ....」
言葉遣いまで変わるほど動揺してんじゃん!?
「なら選んでくる....その楽しみにしてるから...」
「わ..わかった...私も楽しみにしてるね」
俺は早速色んなとんぼ玉達をじっくり見て回ることにした...
あれ?店員さん....?
「..ハハハ...イ...イチャついちゃって...み..みせつけられた...ハハハ...」
おーい俺たち以外にもお客さん居るんだし
かえってきて....
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