初デート!
荷物を片付けて俺と花音はロビーへ向かった
ロビーに着いたら親達はもう集まってた
...浴衣に着替えるの早くない!?
俺と花音だけ普段着のままって....
俺の母さんがこちらに気がつくと
「あら?着替えてこなかったの?」
「そんな時間あったか!?」
「部屋に着いたらすぐ着替えないと」
「いやいや1部屋だし交互にって考えたら時間ないから!!」
「あらあら♪初々しいわねぇ皆もそう思わない?」
「「「あはは...」」」
ほら...母さんグイグイ来すぎて皆呆れてるじゃん...
「んでコレからどうするの?」
俺が聞くと親達はキョトンとした顔になった
何か変なこと言ったか俺...?
すると花音のお父さんが
「今から私たちは夫婦水入らずでそれぞれデートしてくるから
海斗君も花音をエスコートして楽しんでおいで」
「「え!?」 」
そりゃ花音も驚くよな...俺もこんなにはっきり言われるとは思ってなかったし...
「なんならトリプルデートしちゃってもいいわよぉ♪」
「だねたまには良いかもね」
おい!!そこの両家の親何言い出すんだよ!
「まぁそんなことだから...夕方6時には戻るようにしたら良いからあとは自由ということで」
そう言うと俺の父さんは母さんを連れて旅館を出ていった
母さん...堂々と腕組んで行ったよ....
「私達も行きましょ♪」
「あぁそれじゃ海斗君後はよろしく」
花音の両親は恋人繋ぎか....
さてと....残された俺たちは...
ふと花音の方を見るとモジモジしながらコチラに上目遣いで見つめてきた..
は...反則!!あれか?色々補正ついたチーターですか?
ダメだろそれ!!嫌と言えない!!
まぁ言わないけどね
「あぁ~...俺達も観光行こうか?」
「いいの?」
「行きたくないのか?」
「そんなんびゃないけど...いやいやつい来てくれるのは申し訳ないというか...うぅ....」
「俺もお土産とか見たいし嫌じゃないんだけど?」
「あっ!...私もお土産見なきゃ!!」
「なら行こうか」
「うん!!」
俺と花音も旅館を出ることに決まった
旅館を出るとまぁテレビとかでよく見る
温泉街があり、お土産などの観光向けのお店や
地域の人がやってる少し場違い?なお店が並んでる
さてと...
「花音とりあえず一通り周りながら気になるところ寄って行こうか」
「うん♪」
とりあえず歩くことにした
俺が前で少し後ろに花音という感じ....
もちろん手は恥ずかしくて繋いでない....
人少ないし...仕方ないだろ?
歩いてたら中学生男子が買いたくなる木刀や日本刀をモチーフにした傘などが並ぶお店やご当地の珍味や漬物とかが置いてる店と本当に多種多様なお店が並んでる
そんな中ふと2人して足が止まったのは
ビー玉?みたいなガラス玉を使ったお店だった
「へぇ~ビー玉もこう見ると綺麗なんだな....」
「ビー玉じゃないみたい...えっと..とんぼ玉だって」
「とんぼ玉?」
「うん..他にはほたる玉とかなんか色々種類あるみたい...」
「へぇ~少し入ってみたいかも」
「覗いてみる?」
「花音がいいなら」
「もちろん♪私も少し興味あるし♪」
俺たちはとんぼ玉とかが置いてある店に入ることにした
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今日で1週間書けるだけどんどん書いていきます
(p*`・ω・´*)q




