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1+1はサンタさん?  作者: ミト
1/1

プロローグ

街がクリスマス色に染まり、カップルの往来が目立つ中、少女の声が微かに聞こえてきた。


「ひっく……。う、うえ……ぐずっ」


泣きじゃくる幼い女の子を心配そうに見つめる者、五月蠅そうに眉をひそめる者。

すれ違う人々は様々な反応を示して少女に注目するが、決して立ち止まる者はいない。


「おかあ……さん、どこっ……?」


どうやら、母親とはぐれてしまったようだ。


「どうしたの?」


サンタクロースの格好をした幼い男の子が心配そうに話しかけてきた。


「うっ……ぐずっ」


「お母さんは?」


「い……いないの……」


「はぐれちゃったの?」


「う、うん……ぐずっ」


泣きながらも男の子の問いかけに答えようと、必死で言葉を紡ぐ。

しかし、次の台詞を聞いた瞬間、女の子の目から涙が引っ込んでしまった。


「そっか……じゃあ、僕が君のお母さん探してあげる!」


「……え?」


「今夜限りの君のサンタさんになるんだ」


男の子はにっこりと笑うと、女の子の手を取った。


「僕のこと、頼っていいからね?」


「あ、ありがとう……///」







ーーーーーーそうして、彼女は小さな恋に落ちた


どうも、お初です!


学園モノの話は僕にとって初挑戦になるので、『こいつ下手だけど頑張ってるなあ』とか、そういう感じでよろしいのでどうか優しく見守って下さい。


皆様の期待に応えれるように全力で頑張るつもりです。

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