表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

進展

「まぁ、意識が戻ったことが不幸中の幸いです。記憶が戻るのは時間が解決してくれるでしょう。体調も良いようなので、今日1日様子を見て、何も異常がなかったら明日退院しても良いでしょう。」

「分かりました。ありがとうございました。」

このことをお母さんに話すと、お母さんもほっとしたようだ。


ー翌日ー

「はい、リンゴ。」

「ありがとうございます。」

「もう、そんなに敬語使わなくていいのに…」

お母さんは苦笑いして言った。

「まだ慣れていないので…」

しょうがない。私は記憶をなくした身だ。

お母さんと呼んでいるだけでも随分無理をしているのだからそれくらいは勘弁してほしい。

そんなことをしていると、看護師さんがやって来て、面会を希望している人がいるがどうするかと聞かれた。何人かと聞くと、4人らしい。

私はその人たちに会えば、記憶が戻るきっかけになると思い、会うことにした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ