表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/30

シフト崩壊と現実逃避

執務室は久しぶりの戦場だった

シフト管理の部下は実質シエスタ1人しかおらず

各所から寄せ集めたお手伝い軍団が奔走している

主にオーガが手伝いにきてくれた


ただ圧倒的に頭脳労働者不足だ

本棚の前でオーガ達が文字を逆さに読み

「10の上の数字は…こりゃいっぱいって読むんだな!」

医療班のエルフ達は毒の処置に取られてしまっている


「シフト表に頼りすぎて、シフト管理部署の人員を考えて無かった」

自分のミスだ

キンニクが優秀すぎるのも気付かなかった原因だが


「あー王都軍に居た時は……」

こうやって疲れたら、支援副官のリンパ=ガ=タマッテマスネ先輩がマッサージしてくれたんだけどな

……

「おーエクセル君 また無駄にシフト管理の雑用頼まれてんね~」

「あっリンパ先輩 最近よく雑務課に来ますね」

「いやー最近ね、疲れてるエクセル君を見ると、こう……リンパがざわつくんだよね」

口元をぬぐいながら、妙に艶っぽい目を向けてくる


「えっ!じゃあまたマッサージしに来てくれたんですか」

犬のように尻尾を振っている幻覚が見えた気がする

激務で精神がやられてる奴はチョロい

「私は副官だからな 所属部隊だけで無く全体を管理する立場でもある」


「あぁあっxX~ あXX~」

「ここは戦場の補給線が詰まってる状態だな ほら、流してやるよ……リンパを」

……

「ダメだ すっかり回想に浸ってしまった」


「今は魔王城 自分で何とかしないと」

……自分が最も「自分の休ませ方」を知らなかったのかもしれない

エクセルは、再び机に広げられたシフト表を見つめた


毒にやられた者の文字達が浮かび上がり

シフト表が白紙になっていく

「えっ!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ