第11話「始まりの街と地図とお金のしくじり」
◇始まりの街の特性◇
『始まりの街』から遠く離れて新しい街へで新生活を……、とか思ってたら所がどっこいそうは行かないのが小説でのVRMMOプレイング。
新規・新米・新参プレイヤーも一番最初に集まるし、活気と言う意味では右に出る街はありません。
だからこの始まりの街に拠点を置くのもある意味ベスト……、まあプレイングによるんですけどね。ストーリー進行とかでも変わってきますし。
フロンティア、簡単に言うと開拓系のゲームプレイングだと結局最初の街で情報収集なんてことはよくある話なんですよね。
私の中でのしくじりと言えば、作者時間で数年間、3つの大陸の内1つの大陸の中でお話が収まっちゃってるってことでしょうか?
結構1つの島をしらみ潰しに探索すると、面白いぐらい文字が進みます。
あと、第4の街あたりに行ってから。始まりの街に戻りたくなる衝動にむしょうにかかりましたね。
・結論、始まりの街から思ったほどあんま動かないです。
◇地図の特性◇
地図を絵描ける人は描いたほうが手っ取り早いです、結局。
文字にも限界がありますし、結局簡易地図でもあったほうが一発で作者のイメージが伝わるので……。やっぱり無いとイメージが固まりませんね。
大冒険で全部文字で描写したいという方も、結局簡易地図は描いてますし……やっぱり必要でしょう。
・結論、簡易地図でも無いよりもあったほうがいいです。
◇お金の特性◇
これに関しては、言いたいことが山程あるのですが。まずは特性から。
まあ、昔。「物々交換でよくね?」て結果論を出しましたけど。
それでも、通貨を使いたいとかでしたら、色々助言できることがあります。
通貨を使う場合の注意点。
①国内・大陸内、で流通してるお金の上限を決めたほうが良い。
②むやみやたらに増額しない。お金の上限金額を刷らない増やさないってことですね。
③何と何と何が等価格かキチンとリスト表を作らないとそもそも買い物すら出来ない。
大体こんな感じですね。
これを簡単に国単位で作ると……。
◇
【リスト表】悪い例
国内総額上限、1000万G。〈お金を刷った数〉
家の値段、5万G。
家畜の値段、5000G。
武器の値段、3000G。
~以下省略~
◇
ここで重要になってくるのは、【上限金額】です。
この上限金額が????Gだと、価格を考えもせずにうなぎ登りします。
子供が作った、なんちゃって為替相場の出来上がりです。
例えば、なんちゃってで売れる料金を適当に設定するとします。
〈悪い例〉
角が100Gで売れた、クマが1万Gで売れた、ドラゴンが10万Gで売れた!
……となると、ドラゴンを100匹倒して売れば……。
何とこのリスト表だと【国が買えちゃう】んです!!!!
ドラゴンがそれだけ強くて希少種なら解るのですが、昨今の無双系の主人公だとドラゴンなんて簡単に倒しちゃうでしょう?
あとは、村を壊滅出来る程のドラゴンを売ると。10万Gだから、家2件分の値段となります、……災害級の危険生物が家2件分……????
となり、おかしな矛盾が発生します。
それぐらい数字は嘘をつかないので難しいのです。
そんなこんな矛盾点を潰すくらいなら、物々交換で良くないですか?
というのが私の主張です。
あと、これは為替の話なのですが。
ドラゴン1匹10万Gで売れたとしたら、その後、商人は国の存続うんぬんカンヌンで、【普通ならドラゴンの売値を下げます】、ドラゴン1匹3万Gとかにですね。でないと国が破産しちゃいますから。値下げです。
金貨・銀貨・銅貨、の物質的価値や信用度。なども物々交換の交渉の材料になります。……なるなどなど……。お金に関しては本当に難しいです。
あとは、【上限金額は基本変えない】なども基準点としてはあります。
何故か? ステータスの数字と同じで、信用度や管理がガタ落ちします。
上限金額を運営権限などで操作するとどうなるか……。
信用度が下がるんです。
国内総額上限、1000万G。〈お金を刷った数〉
と決めたら、その中でゲーム進行することをおすすめします。
何故か?
Gの価値が下がるんです。
元々電子通貨なんです、価値なんてあってないようなものです。無い物に価値を付加しようとしているのですから、そりゃ難しいに決まってます。
「仮想世界のGという通貨? 無いじゃん!?」と言われたら終わりなんです。
Gの付加価値と、ちょっとのことでは変動しないお金のやり取りを頑張って勉強しましょう!
〈ここに三国の通貨が違うとか、やると。鬼のように難しくなりますがね……〉




