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狼の威を借るゲス




 帰り道の途中でアーマインに呼び止められ、用があると連れられたミシェルとイグル。


「何の用なんだろうね」

「きっと、初日のミシェルを労ったサプライズじゃないかな」

「お目出度ぇ頭だ」


 アーマインと共に歩くことしばし、その足が止まったのは校舎裏だった。

 庭園を整えるための用具が収納された備品室があり、その裏手へと回れば完全な死角となっている。

 引き連れた数人――アーマインの学友らしき少年たちと、ミシェルとイグル。

 数にして七人。

 人目を忍ぶ校舎裏には、やや似つかわしくない大所帯である。

 元よりアーマインが「話がある」と呼びつけたにしては、一対一でなく五人も率いている時点でその目的もミシェルには怪しく思われていた。

 もうすぐ日が暮れる。

 そろそろ校舎裏は完全に真っ暗となる。

 儚い日の光が消えるのを待つかのように、アーマインは到着後もしばらく沈黙していた。


「ミシェルの友だちじゃないのかい?」

「いや、ただの同級生ってやつ」

「友だちでもないのに、こんなところまで連れてくる理由って……やっぱり、仲良くなる為の催しがあるんじゃ」

「知らない」


 日が没して暗くなる。

 ミシェルは嘆息しつつ右手の指を一本立てた。

 指先の虚空に小さな光の玉が現れる。

 生活魔法の『灯光』で、闇に紛れそうなアーマインたちの姿を照らした。


「へえ、魔法が使えたんだな」

「じゃなきゃ魔法学園に編入なんかできないっスよ」

「他にはどんなの使えんだよ」

「生活魔法全般、催眠が得意」

「さ、催眠って、あのクソ役に立たないヤツかよ。魔法ってより、ただの手品だろ。魔法使いじゃなくて奇術師じゃん」


 アーマインが笑うと、後ろに控えた五人たちも声を上げて笑い出す。

 ミシェルはその嘲笑を受けても、どこ吹く風で受け流していた。『催眠』の評価はアーマインたちの反応が一般的ですらある。

 ミシェルがベルソートの弟子という名義で論文を発表――半ばベルソートの強制で――したときにも、聞くに値しないと正面から言われたほどだ。

 前途の無い開拓され尽くした分野にして、見限られた魔法こそ催眠だった。

 その共通認識は研究者のみならず、今や世界的な常識ですらある。数年前に大革命が起きたからと言って、未だにそれは完全に覆っていない。

 ミシェルが必要時以外は実験室を出ないせいでもあるが……………。


「やれやれ」


 肩を竦めてミシェルは受け流すが、隣のイグルは不思議そうな目で見ていた。


「ミシェル」

「黙ってるっス」

「ううむ」

「それで、話って何スか?」


 ミシェルは隣のイグルを黙らせた。

 人望はあるようだが、普段から好奇心旺盛な彼は追及してはならない部分にまで口出しする悪癖がある。

 それが役に立つ事もあるが、今回は逆だ。

 相手の怒りを買うかもしれないイグルの口を先んじて閉ざし、早々に要件を終わらせたいので本題を問うた。

 その声にアーマインがにやりと笑みを深める。


「俺さ、これでもリューデンベルク王国の三大公爵の出なんだよな」

「へえ、そんなのあったんスね」

「無知ってのもなおさら度し難いな。世界的にも有名な三大公爵の一角、その嫡子の俺に教室で無礼を働いたんだぜ?」

「ここ、階級制度を無視した平等主義っスけど」


 門を潜れば身分など関係なく、皆が等しく互いに競い合い、高め合う仲――というのがレギュームの理念である。

 それを説くミシェルに、殊更アーマインが嗤う。


「そんなの表向きだろ。裏じゃ派閥なんていくつもあるっつーの」

「ほう(まあ、散々言われて知ってるけど)」


 世界中から学生が集っている。

 全てとは言わずとも、魔法の素質があるのは貴族家の傾向となっている。彼らは権力的な紐帯を作る意味としても、優れた血統を残すために相手を選ぶ。

 魔法は政治的にも大きく関与する。

 特に宮廷魔導師と呼ばれる国の防衛や、その国の上層部の家系の魔法を指南したりする役目もあり、一定の権力を得るのだ。

 平民などにも魔法の素質ある者が出現するが、国に仕えることは少数で、傭兵だったり『冒険者』と呼ばれる役職に偏りがちになる。

 如何に能力が優れていても、大概は数ある勢力に取り込まれて飼い殺しにされるか、それとも介入すら許されない。

 だから、政界において力を得るのは貴族家の魔法使いのみ。

 基本的に平民が権力者に成り上がる例は少ない。

 故に、貴族家が力ある者として敬われる秩序が作られ、絶対的な階級制度が保たれる。

 そして、貴族家の一員として育った者にも思想は受け継がれ、魔法学園の環境でもまた発揮される。

 平等を建前にして、その水面下では貴族家の者が互いの立場や権威を示そうとする。衝突し、時に能力でねじ伏せ、相手を吸収して勢力を拡大する。

 自ずと自身の権勢を誇示できて、己にとって都合のいい環境を作ろうとする。

 それが『派閥』。

 …………という説明を受けて、ミシェルは嘆息する。


「イグル、これが人間社会っスよ」

「あれか、世界のシュクズ?とかいうやつだね」

「そう縮図」


 おおよそ理解できていないイグルの返答に、ミシェルは苦笑いだった。

 そんな二人を他所に、アーマインはさらに語る。


「俺も一派閥を率いる身なんでな、本来なら俺への侮辱なんて受け流してもいいが、それじゃ下の連中に示しが付かねえだろ?」

「侮辱なんてした覚えが無いっス」

「ふざけた自己紹介と魔力運営学での態度だ」

「あー。アレが気に障ったと」


 あれが素面なのでどうしようもないなとミシェルは頭を掻く。


「つまり?」


 ミシェルが先を促す。

 概ねその先など予想できているが、早合点は危ういのでアーマインの口から言わせた。


「謝罪するんなら許してもいい。出来なきゃ、多少痛い目を見てもらうしかない」

「喧嘩はいけないぞ」

「勿論、隣のお兄ちゃんもコイツが謝らなきゃ連帯責任だ。妹のケツぐらい拭って貰わないと」

「ミシェルは自分でお尻ぐらい拭ける」


 アーマインの言葉に、むっとしてイグルは返した。額面通りに受け取っているので、アーマインの皮肉も全く通じていない。


「イグル、黙って」

「む。釈然としない」


 アーマインの言い回しはともかく、理不尽な仕打ちを受けるであろうということは鈍いイグルも察知しつつある。

 だが、イグルは隣の少女の表情に疑問を抱く。

 なぜ――笑っている?


「派閥、派閥ねえ」

「そーだぜ。つまり一派閥の顔である俺に対し、何処にも所属してないオマエは無礼を働いたんだからな?」

「因みに、あなたの派閥って何人くらいの規模っスか?」

「ああ?まあ、ざっと三十人くらいか」

「ふーん」


 ミシェルは脳内で何事かを計算している。


「まあ、乗っ取る方が労力も少なくて済むか」

「ミシェル?」

「ふへへ、学園生活を建前にこれは久々の組織ができそうっスね」

「こら」

「何スか」

「それは友だちじゃないぞ。また変な集まりを作るのは感心しない。君の立場も考えるんだ」

「くっ」


 イグルの注意にぐぅの音も出ない。

 学生とはいえ『至宝』が安易に派閥など形成すれば、それこそ一大事である。

 面子がいずれも神話めいた逸話を残している所為もあるが、基本的に魔法文明において『至宝』は一人で大国を幾つも相手取れる実力者という認識だ。

 特に最初の『至宝』は、もはや魔法文明において至高神として崇められ、昔は大陸規模を瞬きの間に焦土にできる怪物だったとか。

 戦闘力はアレだが、ミシェルも彼らと同格の扱い。

 無闇に勢力を作れば世界に警戒されてしまう。


「エンテントっつったよなぁ。俺でも聞いたことが無いってことは、よほどの弱小だろ」

「まあ、男爵の四女っス」

「うわ、そこまで小さいのかよっ」


 アーマインがげらげらと大笑した。

 さしものミシェルも苛立ち始める。

 ミシェルはまだ若輩と侮る者も多いが、本来なら魔法使いたちには崇められる存在。それこそ、宗教的観念などを排除し、純粋な魔法使いとしての格として『神』のような扱いだ。

 魔法文明において共通的に神格化されるのは三つ。

 一つは『大魔法使い(ベルソート)』。

 次に『至星の血統(ティシュトリヤ)』。

 そして最後に『至宝』。

 この中に含まれる立場にあるミシェルは、否応なしに人に敬われる存在だ。三大公爵だか何だか知らないが、平伏させるのも容易い。

 アーマインに事情を説明して鼻を明かしたいが、任務に支障が出てしまう。

 怒りを抑えて深呼吸した。


「謝れば良いんスか?」

「ああ」

「じゃあ。はい、ごめんなさい」


 仕方なげにミシェルは頭を下げた。


「これで良いっスか?」

「良いワケ無いだろ。――――俺の靴を舐めながら謝罪しろ」


 アーマインの言葉に絶句する。

 呆気に取られて隣のイグルも瞠目していた。

 驚愕の忘我から立ち直って、ミシェルは数歩後退した。


「え゛、マジで言ってるんスか」

「当たり前だろ」

「いつの時代の貴族っスか。今どきでもそんなことさせるの変態貴族だけっスよ」

「やれよ。弱者に選ぶ権利は無いんだよ」


 アーマインが笑いながら片足を持ち上げる。

 爪先をミシェルに向けて宙で揺らした。

 嫌がるミシェルと足の間に、イグルが割って入る。


「ミシェルがどんな非礼を君に働いたかは分からないけれど、これは違うんじゃないか?」

「お?何だなんだ、お兄ちゃんがやってくれるのか?」

「…………………」


 イグルが普段からは想像できない険相になった。

 穏やかな青年が見せるその顔は稀であり、だからこそ時として見慣れない者には異様な迫力を与える。


「靴を舐めさせるなんて、正気か」

「おう。お兄ちゃんがやるなら妹の方は許しても良いぜ」

「……………ミシェル」


 イグルがミシェルへと振り返る。

 ミシェルは肩を竦めると、晴れやかな笑顔を浮かべた。



「犬なら、あたし以外の靴を舐めるのは認めないから。――ちょっと脅かしてやって」

「了解した」



 イグルが息を吐く。

 すると、その全身が霧のように霞み始める。歪に形が崩れて、段々と膨れ上がっていった。

 驚いたアーマインと数名がそれを見上げて硬直していた。

 一同の目の前で、霧が渦を巻きながら一つの輪郭を形成する。


『暴力は嫌いだけど、不当な侮辱も嫌いなんだ』


 アーマインたちは、そのカタチに唖然とした。

 そこに――巨大な狼がいる。

 頭頂から首筋にかけて発達した豊かな金色の鬣を逆立てて、灰色の双眸でアーマインたちを睥睨した。全身を覆う鎧のような筋肉を熱り立たせた漆黒の体躯は熊より大きく、その目線の高さは人が振り仰ぐ位置にある。

 獲物を前にしたような獣性に満ちた吐息がアーマインたちに熱風としてかかった。


『人を嗤うのも大概にするんだ。――ミシェルは俺の主人、ミシェルが許しても()()()()()()()()()()()


 派閥関連で挙げたアーマインの立場を理由にした言葉への痛烈な意趣返し。

 巨大な狼は、その姿に似合わない穏やかな声で告げる。

 腰を抜かして、アーマインたちはただ怪物(イグル)を見上げるしかない。


「ば、ばけ、ばけも」

「そう。あたしのお兄ちゃんはバケモノなんで、靴を舐めた拍子に危うく足も食べちゃうかも」


 ミシェルが冗談めいた口調で話すと。


「―――――」


 全員が、ほぼ同時に泡を吹いて失神した。

 恐怖が最高潮までに達した所為か、漏らしてしまう(・・・・・・・)者もいた。

 辛うじてアーマインは意識を繋いでいるが、ぱくぱくと口の開閉を繰り返すだけで声すら出ていない。

 ミシェルが彼らを見下ろして微笑む。


「うむ、良い気味!」

『少しやり過ぎた感があるけど』

「さて、仕上げといこうか」

『うん?仕上げ??』


 首を傾げる巨狼の後ろからミシェルが前へと進み出る。

 座り込んでいるアーマインのネクタイを掴んでぐい、と強引に引き寄せる。笑顔のまま至近距離まで顔を寄せた。


「この獣はあたしが二年くらい前に調伏した獣っス。命令一つで簡単に国ぐらいは滅ぼせる代物っスよ」

「な、何なんだオマエ……?」


 アーマインの絞り出された声は掠れている。

 後ろでは『いや、命令でもそんなことしないぞ』と言い張るイグルは無視して、ミシェルはネクタイから手を離した。


「触らぬ神に祟りなし。あたしを侵害するなら、いつだって簡単にあなたを消せるんスよ?勿論、誰にも気付かれずに、ねっ」

「ひっ」

「使い途が無いなら別に逃しても良かったけど、運悪いことにあなたは少し利用価値があるんスよねえ」


 ミシェルがアーマインの耳元で囁く。

 その声は無邪気なようで果てしなく悪意に満ちていた。もはや背後では耳のいいイグルが聞いた内容から先の展開を察して呆れている。


「あなたが蓄えた力、今後はあたしの下で使うと良いっスよ」

「なッ……………!」

「異論は?」

「あ、あ、あり、ありません……………!」

「宜しい。えーと…………名前は?」

「アーマイン!」

「よし」


 ミシェルが一歩だけ離れて微笑む。

 巨狼を背にした少女――否、禍々しい魔女はアーマインの名を囁いた。



「では、アーマイン君。今後とも――よろしくね?」












  ×     ×     ×





 アーマインたちを解散させた後、備品室の裏はイグルとミシェルだけ残っていた。

 人の姿に戻ったイグルがじとーっとした目で主人を見ている。


「何?」

「ミシェル、また師匠に怒られるぞ。邪な団体を作れば、その悪名がいずれ他の魔法使いさんたちにも知れ渡ってしまう」

「これも作戦だし」

「作戦?」


 ちっ、ちっ、と指を振ってミシェルは言う。

 その仕草がどことなく胡散臭かったことはイグルも口にしなかった。


「あたし個人じゃ流石に学園全体の事象を把握できない。あたしの手の届かない場所にいる犯人の動向を知る必要があるの」

「たしかに」

「アーマイン派がどこまで幅を利かせているかというのは後で聞くとして、情報網として働かせるつもり」

「なる、ほど」

「何をするにしても情報力が必須」


 イグルはその論理に、たしかにと頷く。

 ルクセイオの行動範囲で、ミシェルが干渉できない部分が必ずある。それは生徒会としての活動だったり、性別で内容や活動圏が区分される授業になれば護衛もできない。

 その間のルクセイオの周辺状況を知るには、条件が三つある。

 まず男子であること。

 これは絶対条件であり、避けられない。

 次にリューデンベルクの者。

 なに不自然なく王子たるルクセイオに同国の誼で関われて傍にいられる上に、もし暗殺の手が回り込んでくればいち早く察知できる。

 そして最後に派閥。

 情報網は広いだけ危機察知能力も高まる。


「アーマイン君はまさに適任なわけ」

「ふむ」

「ねっ、これは作戦。だから悪いことはしてない!」


 無邪気に正当性を主張するミシェル。

 しばらく考えて、イグルは。


「さっきの俺の脅しはミシェルの組織作りへの加担行為に含まれるから、必然的に俺は口出しできない、というのを狙っていたね?」

「ふっふっふっ」


 ミシェルは不敵に笑う。

 そう――あのときのニヤケ顔は、この一連の流れを画策してのことだった。

 まんまと乗せられて加担してしまったイグルは、ミシェルの派閥云々に関して密告することもできないし、止める権利が無い。

 己の私欲、そして作戦への実用性を兼ねた結果を得るためにイグルすら巻き込んだのだ。


「ミシェル、本当に意地が悪いぞ」

「あたし、いつになっても人に崇められるの好きだから」

「それ靴を舐めさせる貴族と変わらないぞ。君の悪癖だ」


 イグルは肩を落としている。

 諌めるべき大人が、子供の悪意ある悪戯によって見事に利用された。

 これほど情けなく胸の痛む事は無い。


「それで、ミシェル」

「何?」

「虎の威を借る狐、というコトワザとかいうのを最近覚えたんだが」

「余計な知識の蓄積」


 ミシェルははっ、と吐き捨てて笑う。


「あたしは寮に行くね」

「そうか。じゃあ、寮まで送るよ」

「え?」

「実は意外なことに、俺は寂しいみたいだ。できれば、帰り道くらい君といられる時間が欲しい」

「……………人懐っこいところはホントに犬だな」

「さっきから思うが、犬に失礼だぞ。彼らは賢いし勇敢だ。山でも彼らほど厄介な獣はそういない」

「なに力説してるんの、面倒くさ」


 ミシェルは呆れてため息を一つつくと、歩き出す。その足取りは速く、他人に配慮していない。

 イグルがやれやれ、と首を横に振る。

 機嫌が悪くなったので、一人で帰るつもりだろう。

 見送ろうとその背中に視線を注いでいると、ミシェルが突然足を止めて振り返る。


「なにしてんの?」

「…………?」

「寮まで送るんだったら、さっさとする!」

「…………ミシェル」

「なに」

「君は本当にいい子だね」

「あ、何かムカつく。やっぱ一人で帰るから」


 今度こそミシェルが汚物を見るような目でイグルを一瞥し、再び歩き出した。

 イグルはくすりと笑って、その後を追った。









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