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夢。浪漫。暇潰し。


「ん?何だと思うって?随分とアバウトに聞くんだな…。」

彼は煙草に火を点けるとー。

ユラユラと立ち上る白い煙を見てー。

「創作だよ。創作。創作だったものだよ。」

とー。そう言った。


「創作?そう言ったら夢も浪漫もないだろ。」


「夢?浪漫?くねくねに何を求めてるんだ?」

彼はタメ息と共に煙を吐き出す。

そしてー。

「でも何で…。突然、くねくねなんだ?」

と訊いた。


「昨夜な。眠れなくてさ。都市伝説のサイト見てたんよ。そんでさ。くねくねが気になったんだよね。白い人形の様なモノがくねくねと身体の構造的にあり得ない動きをする…。」


身体をくねくねと動かしてみた。

それからー。

「見た者は精神的に障害が発生するんだぜ?何でなのかなぁって思ったって訳だ。」

と答えた。


「あぁ。なるほど。それで待ち合わせの時間に起きずに、友人を2時間も待たせてたって訳だね?」

彼はまた、煙草の煙を口から吐きー。

「まぁ。くねくねを考察するのも面白いかもな…。」

とそう言うとー。

彼は、いつもの場所に座った。


「だろ?暇潰しにはなるだろ?」


「そうだなぁ。君の暇潰しにはなるだろうね…。」


「まぁ。そう言うなって…。で?倉木はくねくねをどう考える?」


そう。私は人非人だ。

相手の事は考えずにー。

想った事を思った儘に口にするのだ。



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