財務省は【増税教】というカルト教団 前編 (2020年4月27日)
現在の衰退しつつある日本の現状を、(衰退するカラクリを)どうやったら分かりやすく説明出来るか考えていたのですが、
『ファンタジー(ドラクエ2)に例えて考えて見ればいけるんじゃね!?』
と閃いたので、さっそく書いてみました。
内容の性質上、『ドラクエ2』に関するネタバレが(遠慮なく)出てきます。ご注意ください。
皆さん、今の日本って、成長していると思いますか?それとも衰退していると思いますか?
たぶん多くの人が、
「(全体として)はゆるやかに衰退してるんじゃね?」
と感じておられるかと思います。
「いやいや、結構な勢いで衰退してるよ!」
と感じておられる方もいるかもしれません。
「じゃあ、何で衰退してるの?」
ってところをファンタジーRPGの名作『ドラゴンクエスト2』を例えに借りながら、簡単に(さらっと)解説したいと思います。
【『財務省』というカルト教団が支配する国】
最初からネタバレで恐縮なのですが、『ドラゴンクエスト2(以下ドラクエ2)』の世界観って、現在の日本の状況とそっくりなんですよ。
ドラクエ2の世界では、『邪神官ハーゴン』とかいう奴が世界を支配しています。そんで「ハーゴン」は『ムーンブルグ王国』を滅ぼし、その国の王女に『(無力な)犬になる呪い』をかけたのでした。
これを今の日本に置き換えると、
『邪神官ハーゴン』=『財務省』
『犬になる呪い』=『(主として)消費税』
となります。
【カルト教団『財務省』の教義とは何か?】
財務省とは「どんな組織なのか?どんな論理で動いているのか?」について、説明……したいのですが、私は財務官僚じゃないので本当のところは分かりません。
そこで、元財務官僚にして数量政策学者(経済学者)の高橋洋一先生のお考えを、そのままお借りして説明します。
高橋先生曰く『財務省』とは、
『霞ヶ関最強の官庁にして最強の利権集団』
なのだそうです。
財務省は(税金という形で)国民からお金を集め、予算案を作成し、各省庁に配分することを生業としています。(要するに集金と再配分を一手に握っている訳です)
これが財務省の権力の源泉となっています。(財布を握ってる奴が最強ってことですね)
(ちなみに、各省庁への予算配分を決定しているのは『主計局』という部門で、主計局長を務めると、次は必ず財務省における事実上のトップである「財務事務次官」へと出世できます。)(名目上のトップは財務大臣です。)
それでですね、
財務省は民間企業とは全く異なる論理で動いているのですが、その『財務省を動かす論理』とは、
ズバリ!
『税金を増やすこと!』
なのです。
ここで注意してもらいたいのが、『税金』を増やすことであり、『税収』を増やすことではない点です。
例えば消費税を8%から10%に増やした場合、
1万円の売り上げから取れる消費税は800円から1000円。税収は差額200円増えることになります。(消費税8%時の税収が仮に全部で80兆円だとしたら、10%にすると100兆円に増える計算になります)
しかし、実際には、
「はぁ、税金が上がったから節約しなくちゃ……」
と買い控えをする人が増えて、計算通りに税収が増えることはありません。
ところが、財務省の人はそんなこと、ちーっとも気にしないんですよね。(ここが民間とは大きく違うポイントです)
財務省の人にとっては名目上(計算上)の税収が増えればいいのであって、実質上の税収なんてどうでもいいのです。
(これを民間に置き換えると、売り上げアップを狙って商品の値上げを実行したけど、売り上げは上がるどころか逆に下がりました。「でも、そんなの関係ねー!」みたいな感じでしょうか?)
実際、2019年の消費税増税の際、自動車の売り上げが急減したことに対して、
「10月の台風により客足が遠退いたことが原因と考えられ……」
と見当はずれな所に責任転嫁してしまいました。
まぁ、そんな組織だから、増税に成功した者がプラス評価されて出世し、増税に失敗した者には、マイナス評価が下され早期退官(要はリストラ)が促されます。(ちなみに減税なんて、そもそも発想にありません)
「そんなの間違ってる!もはや狂ってるよ!」
と思いませんでしたか?
そう、狂っているのです。
財務省とは『増税』が『教義』となった『カルト教団』なのです。
日本は『増税教』とでも呼ぶべきカルト教団に乗っ取られた国なのです。
現在、財務省は、
「財政健全化の為に(将来的に)消費税を20%程度まで上げる必要がある」
と(かなり無理のある)恐ろしい主張をしています。
消費税20%とか、そんなことされたら国民は死んでしまうと思いませんか?
ドラクエ2では邪神官ハーゴンが『破壊神』を召喚し、世界を滅ぼそうとしていますが、財務省は『増税』で日本を滅ぼそうとしているのです。
ほらほら、『ドラクエ2』と『日本の現状』、(何だか)似ているでしょ?
(長くなってきたので続きはまた明日書きます。明日は『呪い』と『勇者』についてです)
『破壊神』(注:曙太郎ではありません)
というギャグを考えたのですが、たぶん誰も分からないだろうから止めました。
(第64代横綱『曙太郎』は引退後の2004年の大晦日、『暗黒の破壊神』のキャッチコピーと共にK-1のリングに立ち、1ラウンドであっさり敗退。多くの相撲ファンを失望させた)