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後悔と消えない痛み  作者: 真宵 小晴
6/9

少女

夏休みの海は人で賑わっていた。

その人々を横目に私は堤防へ向かって歩き出す。

堤防に腰掛け海を眺めていると、横から視線を感じたため横目でちらりと見ると、そこには1匹の黒猫がいた。

「ひとりぼっち?」

当然黒猫は答えない。

私は黒猫と一緒にしばらく海を眺めていた。



夕暮れ時になり辺りが静かになったころ、私は気づいてしまった。

このまま海に飛び込めば悠里のいる世界へいけるかもしれない、と。


しかし私にそんな勇気はない。

ため息をつき、帰ろうと立ち上がったとき、黒猫はもういなかった。

「帰る場所あったんだ」

私は歩きだそうと振り向いたがそこで足が止まる。



目の前には真っ黒の長い髪をなびかせた美しい少女が立っていた。

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