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3.

この世界は、自分たちがいた地球とは異なる空間に位置する異なる世界。世界は全て、一つではないし、この世界のほかにも何千と何万と無限に存在している。そこの一つの世界がこの世界。そこには、この世界を創造した、全てを司る女神ルイースを主柱(しゅちゅう)に十人の自然神が存在していた。十人の自然神はそれぞれに、この世界の十の国のそれぞれを守護しているといわれているが、この世界が生まれたときからという遠い昔の話なので、真か偽りか分からない。けれど、人々の間では伝説として、女神とその自然神は崇められている。    

 この世界の国は十の国に別れている。この今いる、空を司るティスリア国。水を司るラチューセ国、土を司るマリル国。風を司るロローネ国、陽を司るヒラレル国、月を司るフール国、闇を司るフォール国、後は、東の先に存在する国と西の先に存在する国。名前が分からないほど遠くに存在して、最後の国に至っては、地上にはないといわれている、女神ルイースが存在する、この世界の最高に位置する全てを見渡せる国。名のなき国から世界を見渡しているといわれている。最後の三つは何を守護しているのか明確には示されていないが、女神を守っているといわれている。そして、その三つはどこに存在があるのか分からないらしい。どこを探しても、存在はしていないけれど、確かにある国だといわれている。遠い昔は、その存在が明確になっていたらしいが、今は、その国々を見たものはいないらしい。

 自然神はその国の守りを受け持ち、常に世界の均衡を保っている。けれど、それは想像上のお話とされ実際は国々を治めているのは、その昔、自然神に認められた、ものたちだといわれている。それが、今の王家だったりする。政治面やそういった国家的な内政などを司る存在。実際の国の実権を握る。それが、この世界でどこよりも巨大な国の空のティスリアは、ラックワ王家。

 けれど、どこでも、どの世界でも争いはなくならない。王位を廻って争いが起きる。

 十年前、王位を巡って、内紛が起こった。


「おれは、この世界の人間なんだけど6歳の頃、今までにはない大きな内紛があって、相当な範囲、炎で、焼き尽くされたんだ。その時空間がちょうど歪んで扉が開いて、巫女だったアーリア叔母さんとともに、レオたちがいる世界に、来たんだ・・・。」

 光が一旦息継ぎをするように、話を区切る。そして、レオの蒼黒を見つめながら、

「レオ、僕は自殺しようとしたわけではないんだ・・・急に何かに操られるように、屋上の柵を越えて、飛び降りようとしてしまったんだ。別に自殺願望があったわけじゃないんだけど・・・。多分、内紛を起こした、奴たちが、何か仕掛けてきたんだと思う。あの集団には、魔術を扱う類のものたちがいたから・・・。それと、どうして、レオが助かって、俺もここにいるのは、多分、空間をつなぐ扉が・・・開いたからだと思う・・・」

 どこか歯切れが悪い言い方で、光が話してくれた。

 レオはそのことに少々の引っ掛かりを覚えながらも、必死に自分の中で整理していた。

「そうか、そういうことだったのか・・・。なんかすげーな!まさにファンタジーって感じだなあ・・・。」

 レオは壮大な話を聞いて思わず、頬の筋肉が引きつっていることに気づいた。

「レオ・・・大丈夫・・・?」

「ああ、も、問題ない!そうさ、問題ないって!!」

 たとえこれが夢で終われるならそうしてほしいと、そう思っていたが、そうもいかない様子だった。

本当吃驚(びっくり)したと思うけど、本当のことなんだ・・・」

 懇願するに光は言った。

「けどさあ、それにしてもおかしいと思うんだけどさあ?」

「へ?」

「だって、さあ。光が、何故操られていたかということだよ。この世界の住人だっただけで、命を狙われるのはおかしいと思うんだ。ただの一般ピーポーだったら、そこら辺に捨て置いていいと思うんだけど、わざわざ、操って、命をとろうとしているのが、俺には不に落ちないんだけどさあ?」

 さっきの話の中で、レオは疑問に思ったことを、光を探るように尋ねてみた。

「・・・・そうだね・・・」

 光のそのはっきりしない様子から、どうもその理由があるけど、言えないのか、言わないのか分からないが、言葉を濁している様子だった。

(なんだか理由があるみたいだな・・・?)

「まあ、いいや、とりあえず、俺は帰る方法を知りたいんだけど、なんか知らない?それに、光はどうするんだ?もともと、この世界の人間だったんだろ?ここに戻ってきたってことはこれから、こっちで暮らすのか?」

 レオは気になったことを、何気なしに聞いた。けれど、光はどこか、迷っているのか蒼天の瞳が揺れていた。

「まあ、どうするかはとりあえずさあ、帰る方法見つけながら、考えたらいいんじゃねー?それに」

「?」

 レオが光の胸を軽く小突く。

「光が、話したくなったら、話せ?とりあえず、帰る方法はあるのか?」

 レオの優しさが光に伝わって、

「ああ、それは・・・」

 光は、レオのどうした?というような、朗笑に、何かを決意したように、拳に力を入れた。

「?」

 そんな様子をどうしたのだろうかというように見ていたが

「レオ、ごめん。俺が狙われたのは・・・」

 さらに手に血の気が引くように強く強く力を込めて震えている光を見て、光がレオに何かを伝えようとしているのは分かった。

「・・・光、そんな無理しなくていいぜ?」

 そっと、手を包むように落ち着かせる。

「ありがとう、レオ・・・。俺さあ、ティスリア国の王位継承者なんだ・・・」

「・・・。・・・。・・・。」

「レオ?」

 黙りこんだレオに、不安そうに、声をかける。

(落ち着け、落ち着け、落ち着け俺!!)

「へえ、そう、そうなんだ・・・」

(これは、まさしく、後継者争いに巻き込まれているのか!俺!!)

 ようやく合点がいったレオだけれど、これから、劇的に巻き込まれそうなことに、落胆してしまった。

「・・・ごめんね・・・レオ・・・」

「?何で、光が謝るんだ?どちらかというと、その操った奴が、悪いんじゃないか?それに」

「?」

「それに、あの時、お前が正気に戻ってくれたおかげで、俺も助かったみたいだしな。ありがとう光!」

「・・・。レオもしかしてさあ、気づいてたの?」

「へ?何が?」

「俺が、王位継承者だって?」

「そんなん知らねーし。大体さっきも言ったけどさ、一般ピーポーをわざわざこんな遠くまで操って、殺そうとしないだろう。大体、そんな重要な人物じゃない限り捨てておくと思うぞ?それに、お前と一緒に来たって言っていた巫女のおばさん?いたじゃんあれって結構、偉いんじゃねー?巫女だし?巫女って結構神聖じゃね?魔術師がいるくらいだからさあ。そのおばさんと一緒にいたってことは、少なからず、そういった身分の人物かもしれないじゃん?それに!普通、空間の扉がそうばかすか開くか!そんな簡単に?開いたら、いっぱい異世界旅行会社でも出来るぞ!」

 レオは不振に思っていたことを息継ぎなしに呟いた。

「それにさあ、俺がもうすぐで地面に激突というところで、光の声が聞こえたような気がしたし、多分、お前さあ、俺を助けてくれたんじゃないかなあと思ったのよ。お前、あの時、もしかしなくても、俺を庇うように抱きしめてくれたんじゃねーか?」

 レオが自分の鼻先を自分の指先でぽりぽりと照れくさそうに話す。

 なんたって、同じ年代の男に抱きしめられたのも恥ずかしいのにこの事実を伝えて、違っていたら、さすがに羞恥ものだったりする。

「あー、まー、そういうことだ!その後、ここにいるんだから、何かしら、お前が扉を開いたということに結論づくという感じだ!」

 そんな、照れくさそうなレオを見つめながら、

「うん、そうだよ。レオ、俺が、あの時、レオに屋上に押されて助けられたけど、そのせいでレオが犠牲になってはいけないと思って・・・すぐに俺もレオを追いかけて、身を投げ出しレオを抱きしめたんだ。その時、空間の周りを歪めて扉を開いたんだ・・・」

 これで、合点がいく。そうレオは思った。あの時の声と腕はやはり、光のものだったということだ。それに、

「帰る方法は、あったんだな!」

「え?」

 レオは笑顔で、光に言う。

「だって、空間を歪めることのできるんだろ?こっちに来るときできたし!」

 嬉々として、光に聞いてくる。

 そんな期待感にあふれたレオの様子に、光は、背筋に冷や汗をたらりと流していた。

「あ――-・・・と・・・その・・・」

 光の様子がなんだか変なことに不振に思い、もしかしての可能性にレオは

「もしかして、さあ、無理なの・・・?」

「あ、う、うん。俺は、十年に一度しか開くことができないんだ・・・!ごめん!!」

 光が申し訳なさそうに両手を目の前に当てて誤る。

 レオは、呆然としていた。期待していたからかえって、落胆が激しかったけれど、

「いや、そんな気にすんな!俺は、そのおかげで、紐なしバンジーから見事生還できたんだからさあ・・・」

 そういったもののこれから、どうするかと、途方にくれる。

「けど、レオ・・・多分、空間の扉を開く方法を知っている人いたと思うから、大丈夫だよ!俺のせいで、こうなったんだから、レオが帰れるように責任もって、それまで、面倒見るから!!」

 そう、必死に光が言ってくれる。

「なんか悪いなあ。色々大変なときに俺のことまで・・・」

「そんなこと気にしないで!むしろこっちのことに、巻き込んでしまって!ごめんね!」

 焦ったように必死に言ってくる光を見て、

「・・・」

 やはり、巻き込まれていたかと、改めて実感していた。けれどなんだか、こう言っては何だけど、

(光は今一、頼りないような気がするので、一緒にいたほうがいいかも・・・)

 そう思ってしまう。確かに大丈夫なのだろうかと思う。確か王位継承者って言っていたから、色々と狙われているんだろう。現に、屋上から落とされたんだから、けれど

「なあ、光、お前大丈夫なのか?俺を助けるためだって、こっちに戻ってきて・・・。もしかしてさあ、かなり危険地帯に戻ってきたんじゃないか?」

 今更ながら、その事実に気づく。レオは、光を心配そうに見つめた。

「レオ、大丈夫だよ。どうせ、戻って来ようが、来まいが狙われるんだし、それに・・・色々と、覚悟決めなくちゃいけないしさあ・・・」

 どこか、悲しそうに、呟く。そんな様子を見ていたレオは元気付けるように

「そっか。じゃ、それなら、どこまで役に立つか分からないが、守ってやるよ!こうみえて結構、根性だけは据わってるからね~!」

 朗笑にからからと笑いながら、レオは光に言う。

 そんな、様子にどこか不安だった光が、だんだんと心の真ん中が暖かくなっていく。なんだか救われたようなそんな感覚に、光は嬉笑した。

「あ、レオ、あのさあ、俺、王位継承者だから、狙われるから、ある人物以外に見つかったら・・・」 

 一旦、言葉を切った光の後を追うように聞く。

「多分、即、殺されるから気をつけてね」

 にっこりと爽やかに爆弾発言を発した光に、多少、かなり、頬の筋肉が引きつっていることに気づいた。

(ぎゃ――――いきなりですか――――!)

「だから、いい?俺を助けようとせず、即行、逃げてね」

 光は真剣にレオに言った。

「は?」

 レオは吃驚したように光を見つめる。

「間違っても、助けようとなんてしないで」

 レオの両腕を掴んで、必死に言っている。

「なんで?俺、光を助けるよ?」

 光はとてもうれしそうだけど、やはりどこか辛そうに悲しそうにしていた。

「俺さあ、レオが助けてくれるって言ってくれてとてもうれしかった。けれど、けどね。そうすると、レオが危険な目にあってしまう。俺、レオが傷つくのみたくないんだ。だから、逃げて・・・!」

 それは、見捨てろといっている。

 多分、光は、その可能性が、相当高いということを示しているのだろう。どれだけ危険かを伝えようとしているのだろう。だから、助けるなと言っているのだろう。

「・・・じゃ、俺が殺されそうになっても、光も逃げろよ」

 レオが、光を睨みながら鋭く言った。

 その言葉に光は、言葉を詰まらせた。

「お前が、そう言ったんだからな。自分ができないことを人にさせるなよ」

 レオが、激怒しながら冷ややかに、光を見つめた。

 光は言葉をぐっと詰まらせ

「でも・・・」

「『でも』じゃねーよ。俺は、お前が危ない目にあったら、迷わず助ける。お前がなんと言おうとそれは変えない。それに、見捨てるなんて、男がすたる!」

 レオの蒼黒の瞳が、真剣に光を見詰める。その瞳には一分(いちぶん)の揺らぎもない。

 そんな姿に、溜息を吐きながら、光は、困ったようにレオを見る。

「俺、レオをおいて、逃げることなんてできないよ・・・」

「ほらみろ。だったら言うな!」

 ケラケラと笑いながら、満足そうに光を見た。

 そんな様子がなんだかかわいかったが、

「レオ、なかなか、男らしいね」

 そう、言ったのだった。ここで、『かわいい』といったら、確実に激怒するだろうそう思い言ったのだけれど、その光の『男らしい』発言にレオは、光の今まで見たことないくらい、レオは蒼黒の瞳を大きく見開き、輝くばかりの光を放ちながら、とてもうれしそうに相好を崩し、

「ねえ、光!俺男らしい?!男らしい?!」

 そう、かわいらしく、連呼(れんこ)してきたのだった。はしゃぐように、跳ね回るレオのそんな姿に光は、暖かい笑みを浮かべながら、

「そうだね、男らしいね」

 そう、言ったのだった。もちろんそれは、光の優しさからだった。

 レオはむしろ、めちゃくちゃかわいらしかった。そのうれしそうな表情が、そこら辺にいる女の子よりも、断然かわいく愛らしかったのだった。

 レオは、光の発言に、またしてもさらに、心が高揚して

「光―――!」

「!」

 うれしさで、光に抱きついた。

 果たして、この行動が、男らしいかといったら、かなり頭を(ひね)ること間違いなしな、事実だが、本人は気づいていない。

 光はというといきなりの、レオの思いもよらない行動に、胸がゆっくりと脈打つのが分かった。

 いつもは、そういつもは、教室の先で、レオの姿を瞳の先に映しながら、何気ない行動や、仕草をただ見ていた。気にはなっていたが、話すこともまれな存在。男子校であの容姿とのギャップなほどの男らしい性格そして、何よりも、結構色々なトラブルに巻き込まれている現状で、結構な有名どころとなっていた。そう、ただの通り過ぎるクラスメイト。わずかにしか交わることのない空間での存在。

 それに特に光は感じていた。本来、あの学校、あの世界にいる人間ではないからこそ、特に。微かに感じていた、悲しさと虚しさ。それなのに、今はレオといることで、そのなんともいえない感情が微かに和らいでいた。

 そう、王位を継がなければいけない重圧と不安。王位継承権があることで狙われる恐怖。十年前の惨状が脳裏を巡っては消えていく絶望。それでも、前に進んで、その先には、背負わなければならないこの国の民のことを考えて、向こうの世界にいては、平和だと安堵しては、そこに存在しているのかいないのか分からなくなる。線の上にいるような不安定な存在で、けれど、背負わなければならないなんともいえない重圧に胸苦しさを感じていた。

 だから、その不安が不安定な心の隙間に、隙を作ってしまい、そこに付け込まれたのだった。誰も頼ることができない。誰もわかってくれないその、心の闇に付け込まれ、操られ、屋上から飛び降りようとしてしまったのだった。

 誰もいない不安に嘆いて・・・。

 そんなことを考えながら、自分の両腕の中にいるレオの暖かさを確かめるように強く抱きしめた。

 花のような柔らかく、暖かい甘い匂いが、光を柔らかく包んでくれた。

 怪訝に思ったレオが、

「光・・・?」

 心配そうに話しかける。

「レオ、君と友達になれてよかったよ・・・」

 レオの肩に顔を埋めながら、レオの耳に微かに届くほどの声音でかすれたように呟いた。

「俺も、光と友達になれてよかったぜ?」

 なんだか分からないが、光の様子から、何かを感じ取って、優しく光のさらさらの金色の髪を撫ぜた。

 不安がなくなったかと聞かれればそうではない。王になる決意ができたかと聞かれても、はっきりと答えられるほど、答えが出たわけではない。けれど、この不安と焦燥が、レオがいてくれることで、微かな安らぎに変わることができた事実に、もう少し、そう、もう少し早く、レオと友達になっていればよかったと、落胆していた。

 多分、自分は、阻止されようと、王になるだろう。それを決めるにはまだ決意は無いけれど。

 そうなれば、もう、あちらの世界に帰ることは無いかもしれない。いや、ないだろう。

 レオには、会えないのだ。この安らぎが、もう少し前からあれば、自分はもう少し強くなれただろうかそう、思うのだった。

「・・・レオが帰ったら、さびしいな・・・」

 その、一言に、レオは、光の両頬を、つまんだ。

「あほか、光!まだ、帰る方法も本当に大丈夫かままならないっていうのに、一人で先の事考えて、何、落ち込んでんだよ!もしかしたら、一生帰れないで、この世界に永住することになるかもしれないじゃんか!」

 その自分の言った言葉に、

「そうなったらやばい!どうする?どうしよう!俺!」

 焦りだした、レオに、光は自分の頬を撫ぜ、レオを見つめながら優しく微笑んだ。

「・・・そしたら、俺が一生、面倒見るよ・・・」

 照れながらいう光に

「なんかそれ、プロポーズみてー。それに、俺は、自分の面倒ぐらい自分で見るし、いざとなったら、騎士や、魔導師なんかになって、生きていく!立派な男になってやるから大丈夫だ!」

 すっぱりきっぱり、光の申し出を見事断るレオに、少々、落胆を感じながら、その微かな寂しさのような痛みが何か、光にはまだ分からなかった。

 そんなことを考えながら、レオを見ると、レオは新たな未来に胸をはせていた。

「騎士とかかっくいくねー?!魔導師とかも、すげーよな!わあ!!向こうじゃありえない職業じゃん!」

 そんなことを一人ぶつぶつとつぶやきながら、わくわくと嬉笑していた。

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