4月29日 GW1日目
休みという感じがしないな。時刻は、18時を過ぎていたが、そういう感じもない。まぁ、明日から休みだとどこかリラックスできていた。GW休暇は、5月5日までだから、まだ6日もある。俺は、明日から長野に行こうと思っている。久しぶりに、八幡たちと会えると思うと、とても嬉しかった。
髙橋「休みは、何するか決まったか?」
俺 「やっぱり、長野に行くよ」
髙橋「そっかぁ。楽しみだな」
俺 「そうだな」
髙橋といつものように話をしていると、そこにはエースがやってきた。うぃっす!!180cm以上はあるだろうか?とても大きく見える。やってきたのは、俺たち同期の中で1番の注目株である"三藤大雅"だった。やはり、コイツがこの同期を引っ張っていく存在だろうな。そう考えると、二番手が髙橋、会田が続いていく。そこから、三課の石木と中丸。そして、最下位として俺がいるのだ。今日は、同期会ということもあり、営業以外の場所であるマーケティング課の林、南、花田の3人も来ていた。あの3人はとても仲がいいらしく今日もとても喋っている。さらに、デザインクリエイティブ課の早井と本庄も来ている。早井は、女性ということもあってかとても笑顔が素敵で今日もみんなの注目を浴びている。総務の若佐、人事部の橋本は、急遽予定が入ったかなんかで休みとなったのだ。来たくなかったのか、本当に予定が入ったのかは俺にもわからない。
三藤「いこうぜ!!」
早井「レッツゴー」
三藤と早井の言われるがままに、俺たちは歩くことにしていた。髙橋は、会田や林たちと話をしている「たいだった。
髙橋「遠山!!」
俺 「ん?」
前方から、髙橋が振り返ってきた。
髙橋「今日、お前ん家行ってもいいか?」
俺 「ええよ」
何も考えずに即答してしまっていた。
髙橋「よっしゃ!!」
俺 「終わったらってこと?」
髙橋「ああ。会田や早井たちも連れていっていいか?」
俺 「いいけど」
なんで、他のやつ連れてくるんだよ。まだ、片付けてねぇのに。
髙橋「お前ん家でタコパしよう」
俺 「たこ焼き器ねぇよ」
髙橋「それは、早井が待ってるから」
俺 「じゃあ、お前らが買ってきてくれよ。その間、家の片付けしとくよ」
髙橋「おっけー」
ちょうど、俺たちは三藤が予約した店に到着したのだった。




