4月16日 乾杯6
やっぱり、動画見てる時間は、あっという間にすぎるなー。時刻を見るとすでに23時30分だった。やばいな。このままだと、また夜更かししてしまう。昨日、せっかく早起きの良さに気づいたのに。もう違うことをしてしまう自分に嫌気がさしていた。まぁ、こういうのを繰り返し繰り返ししていくのが社会人なんだろうなと勝手に思っていた。とりあえず、歯磨きをして寝る準備をしようと動き始めたのだった。
ー4月11日ー
俺 「もう、10時だぞ?」
髙橋「もうそんな時間かぁ。早いな」
店内の時計は、すでに10時を過ぎていた。たしか、10時30分ラストオーダーだった気がした。
俺 「ああ。そろそろ終わるか」
髙橋「そうだな。明日もあるし」
俺 「だな」
これでお開きかぁ。初めてにしては、いろいろと話せたしよかったんじゃないかと思う。でも、これからが本番だ。まだ、始まって1週間ちょっとだし。
髙橋「お前の家で続きやろうぜ?」
俺 「まだ、やるの?」
驚いた。髙橋の発言には。それにしても、コイツはよく体力があるな。俺なんか、もうヘロヘロだぞ。仕事して飲んで、まだいけるのか。やっぱり、これくらい体力がないとダメなのか、社会人は。
髙橋「当たり前だろ」
俺 「なんでだよ」
メニュー表を見始めた髙橋は、何かを見つめていた。
髙橋「語ってなんぼだろ」
俺 「そうなのかよ」
コイツの言う通りにするしかなかった。
髙橋「じゃあ、ラスト一杯だな」
俺 「おっけー。何にする?」
メニュー表の真ん中辺りを指差した。
髙橋「俺は、ハイボールで」
俺 「了解」
再び、店員がやってきて髙橋のハイボールと烏龍茶を頼んだ。
髙橋「じゃあ、お前の家でこれからの未来を語ろうぜ」
俺 「なんだよ、未来って」
そういえば、俺の家片付いてたかな?髙橋の話を聞きながら考えていた。
髙橋「俺が独立したら、お前を雇ってやるよ」
俺 「独立するのかよ」
コイツの野望が大き過ぎてついていけないな。たしかに、コイツならホントにやりそうで怖い。
髙橋「誰かに雇われるの嫌だからな」
俺 「ハハハ。お前らしいな」
俺ももう少しこれからのこと考えないとな。改めて、そう思わされた。コイツほどじゃなくていいから、真剣に向き合うことで何か変わるのかなと思った。




