4月13日 乾杯3
あと15日ほとで GWだ。待ちに待ったという感じなのだろうか?俺は、特に予定がなかったのでありあえず何をしようか考えていた。八幡や恵太たちは、もう連絡をくれていて会わないかと日程調整をしてくれるみたいだ。しかし、会おうとは思わない。今、会ったらみんなが羨ましく思うだけに違いない。それだったら、もっと自分も自信つけて、みんなから今まで以上に求めてもらうような存在じゃないと。
ー4月11日ー
髙橋「部活は、野球だったよな?」
俺 「そうだよ。髙橋は、サッカーでしょ?」
俺たちは、お互いの部活の話になっていた。
髙橋「ああ。楽しかったよ」
俺 「大学でしてたなんて凄いよな」
髙橋「そうか?」
普通そうに話す。昔から、コイツは自分がやってきたことに対して興味がないのかもしれないな。
俺 「ああ。どこの大学だったの?」
髙橋「俺は、青堂学院大学だよ」
俺 「えっ、めちゃくちゃ強いよ」
青堂学院大学といえば、スポーツの名門校だ。サッカー、野球、陸上、アメフト、バスケ。どのクラブからもプロ選手を輩出するほどだった。
髙橋「だろ?」
俺 「レギュラー?」
髙橋「もちろん」
もちろんの言い方が余裕たっぷりだ。普段から、どんな感じで過ごしいているのかすぐわかる。
俺 「ポジションは?」
髙橋「攻撃よりのポジションかな」
攻撃的ということは、前の方かな?聖徳高校のサッカー部で言えば、宝来や工藤がいたあたりだろうか。
俺 「えー。凄いな」
髙橋「当たり前だ」
俺 「どんな成績だったの?」
髙橋「全国大会にも出てたよ」
あまりの驚きに言葉がすぐ出てこなかった。いくらできるといっても、全国のレベルとはな。
俺 「凄すぎだろ」
髙橋「まかせてくれや」
俺 「サッカー今でもしてるの?」
大学を卒業してからは、何をしているのか?そこまで深く話したことはなかった。
髙橋「ああ。これから、社会人サークル作ろうかと思ってるよ」
やっぱりそうなんだ。髙橋クラスになると、入るとかじゃなくて作るんだ。
俺 「いいねぇ」
髙橋「お前、サッカーとか興味ないの?」
俺 「興味あるけど、素人だからか」
髙橋「素人でもいいだろ」
素人でもいいんだ。髙橋の発言には驚きだった。本気でサッカーをしている人じゃないとダメなのかと思っていた。




