設定資料的な何か ※本編のネタバレあり
割と勘違いしている人がいるようだったので、でっち上げた設定資料というか、世界観のまとめというか、よくわからない何かです。
基本的に読む必要はありませんが、「ズィゴスは個人名ではなく、各世界の防衛機能的なものの総称」というのだけはここでお伝えしておきます。
本編のズィゴス君と、後日談短編3つ目のズィゴス君は別物だよ、とそれだけが言いたかった何かです。
あと読む場合、激しく見辛いと思いますのでご注意ください。
設定考えるときとかに、私がよくやっている手法をまんまやっているだけなので、読み手フレンドリーじゃなく、作者がわかればいいやと書く系のものです。
せっかく書いたので晒してやろうと思いました。
■神というもの
・各世界を作った高次存在で、世界を作る理由はそれぞれの神によって異なる。
・人の繁栄を願う神もいれば、そうでなない神も存在する。
→本編ではやや人よりの神だったのが、無視され続けてどうでもよくなった形。
・基本的に神は作った世界に干渉はできない。
→干渉しようとすると強すぎて世界そのものが壊れる可能性がある。
→世界にいる知的生命体に声を伝えることはできるが、それでも世界には負担がかかる。
→壊すことはできるが、作った世界を壊すというのは神間で汚点となるためしない。
・何でもできるわけではない。
→できることが多いだけで、各神によって得手不得手がある。
→終末神は崩壊しかけた世界なら、その世界に降り立って干渉できるという能力がある。
ただし世界への影響が全くないわけではなく、いるだけで多少は崩壊が加速している。
・亜神については神とはここでいう神とは全く別物で、世界のルール内での超常存在。
→世界によっては亜神こそが神と讃えられている世界もある。
→むしろ神と違って世界への干渉が容易であるため、神として崇められやすい。
■世界と異世界転生・転移について
・世界にも寿命があり、地上での生命体等の行動によって寿命が大きく削られる。
→寿命を全うして消える世界は本当に稀。
→それゆえに寿命を全うした世界を作ったというだけでステータスになる。
・世界の寿命については、地上の生命体等の行動によっては戻ることがある。
例:人が世界からエネルギーを過剰に搾取し、世界の寿命が残り100年に減っても、すぐに搾取をやめて世界への負担を減らすことで1000年にまで戻ることがある。
→ただし一定ラインを越えると寿命が削れる一方になる。
→終末神の降臨条件。
・本編において異世界から人を召喚する=世界の寿命を減らすとなっているが、そうではない世界もある。
→世界を作る時にそのあたりをちゃんと設定して作れば可能。
→自分で世界を2つ作って、自由に行き来させて楽しむ神もいるかもしれない。
→召喚等で人を勝手に呼び寄せることについては、神間ではあまり関知しない。
→人が数十人単位でいなくなっても、世界からしたら小さなことだから。
→でも結局は神によりけり。
・世界は神とはまた別の意思?を持つ
→神がやりたいことと、世界のやりたいことが一致しないことがある。
→逆に神と世界が協力するという場合もある。例:世界のために人を送り込む等。
■ズィゴスについて
・ズィゴスは個人名ではなく、世界が世界を存続させるために作り出した防衛機構の総称。
→各世界毎のズィゴスの形が存在し、常に人型であるとは限らない。
→ダンジョンなんかも、ズィゴスである可能性がある。
・ズィゴスを生み出すには、世界もそれなりに消耗しないといけない。
→何回も連続して出せるものではない。
→寿命が不可逆になった世界においては、ズィゴスの生成≒寿命を削るとなるためあまり作られない。
・ズィゴスは世界のために存在している。
→そのため度々人と対立し、悪役とされる。
→勇者の形をとり、人と協力して世界を崩壊させようとする巨悪と戦うこともある。
・世界は意志を持っているような持っていないような微妙な存在で、ズィゴスは世界に危機が迫った場合に反射的に生まれるものでもある。
→状況的に世界が意図的にズィゴスを生み出すことはある。
→反射で生まれようとするズィゴスを世界が意識して生まないということはない。
→基本的に1つの世界で生まれるズィゴスの形は1種類。
■本編世界について
・作中呼称「神様」が作った世界
→本名未定
・人が生まれて以降、6人の調整役(精霊の前身)を送り込み人とともに世界を守っていくようにと言われていた。
→6人は人と同じ見た目をしていて、ルルス他二代目ほどは強くない程度で、基本的には人では太刀打ちできないものの、時と場合次第では人に負ける可能性があるレベル。
→6人は人とともに最終的には国を造り、6人がそれぞれ王となり平和な世の中を作った。
・人が増え6人の力だけでは、すべての人が満足できるようにはならなくなった。
→貧富等の格差が生まれ、恵まれない人が不満を大きくし、富んだものがさらに力を持っていく。
→不満や不安が、歳をとらない6人の王たちに向き、反乱がおきた。
→王たちは人に愛着があり、本気を出せずに敗北。一人を残して殺された。
→この反乱を重く見た世界が、残った一人をズィゴスへと転じさせたのがこの世界で最初の魔王。
・人を減らす目的を得たズィゴスが目的を果たしていく中、初代勇者が世界に紛れ込む。
→勇者は魔王を倒し、人々をまとめる役目を請け負う。
→しかし勇者と魔王の戦いで世界はめちゃくちゃな状態。
→それをどうにかするために、2代目の調整役(精霊)を神が派遣。
→精霊たちは反省を生かすべく、本来は人とは無関係にただただ調整役に徹するはずだった。
→めちゃくちゃな世界で人が安心して住める場所を作るのに、精霊という存在がちょうどよかった。
→精霊を捕まえ、精霊を中心として国を興した。
→こうでもしないと、少ない資源で争って人が全滅する恐れまであった。
→どのみち復興に数十年を要すると思われていて、初代勇者としては苦肉の策。
→国が落ち着いたら、精霊は解放する予定だった(同時に古代竜も)
→しかし国づくりに手こずり、国が安定する前に初代勇者が死去。
→勇者は精霊解放を訴えて死んだが、その訴えは果たされなかった。
・精霊が捕らわれっぱなしだと世界的にも問題なので、精霊を解放するために世界がズィゴスを作る。
→具体数は未定。
→精霊を解放するためには、その恩恵を受けている人とは対立するために、人vsズィゴスの形が作られる。
→ズィゴス対策として、人は異世界から強い人を呼び寄せる術を手にしており、ズィゴス出現の度にそれを使った。
→ズィゴスを倒してもらった後、強すぎて手が付けられなくなったので、対抗策を変更。
→本編中に出た召喚方法へ(強くなく若い人を呼び寄せて、その人の寿命を使って強くなってもらう方式)。
・勇者召喚における世界へのダメージは、精霊がきちんと働いていれば、問題にならないレベルだった。
・そうして表向き平和な時代が流れに流れて、本編につながる。
作者は小説を書く時や書き始める前に、こんなん書いているんだよみたいな、一例みたいな感じに考えるとまだ見られるのかもしれませんね。
主人公を作るときとかも、大体こんな風にまとめてます。
そしてプロットは文字に起こさずに、重要イベントだけ考えて書き始めるスタイルです。





