第六回 中学聖日記
第六回目は『中学聖日記』です。
主演は有村架純。教師と中学生の恋愛物
ただ今回の作品は女側が教師です。
ちょっと珍しいかも?
いや? そんなことないのかな。
『ドメスティックな彼女』とかもそうか。
と言う訳で今回のドラマですが……
有村架純ちゃん可愛いなあ。
誉めるのはこの辺かなあ。
感じたことは全体的に雰囲気が暗い。
TBSのドラマって画質が暗いというか重く感じるんですよね。
シリアスなドラマだと合うんだけど、今回はそれが悪い方に出ている気がする。
生徒と教師の恋の話なので悲恋は決定です。
まあ、卒業して最終的に結婚というパターンないこともないけど。
バレたら教師は即クビなわけでこの手のドラマの展開としてバレなければ話にならないわけですよ。
なら、最初だけは出来るだけ明るい方が良いと思うんですよ。
だって舞台は学校なんだからやっぱりキラキラした青春要素って必要じゃないですか。
それに幸せと不幸の落差があればあるほどこういうドラマは燃え上がると思うんですよ。
昔大ヒットした高校教師はその辺上手くできていたような気がするんですよ。
主題歌とかドラマ雰囲気はすっごく暗いのに桜井幸子演じる女子高生の明るさがそれを気にならなくさせていた。
いや、逆にその雰囲気が彼女の魅力を際立たせていたんですよ。
不幸の生い立ちに負けない明るく健気な女の子。
その子が教師に恋をして、真っ直ぐにぶつかっていく。
もう切なくてもどかしい。
ラストの死を思わせる演出が良かったのを覚えてみます。
おっとかなり話が脱線してしまった。
話を戻します。
それで初回を見た感じですが、新任女教師の有村架純ちゃんは初々しさを上手く演じられていると思うんです。
ただ、教師なのであふれるようなキラキラを全面的に出すわけにはいきません。
そして、相手の中学生。
こちらは思春期ど真ん中の少しひねた少年です。
反抗期真っ最中という感じで影のあるタイプ。
大人から見ればカワイイなあって思えるのですが、最近多いイケメンだらけのキラキラドキドキの学園物とはなりません。
う~ん。ストーリー展開は嫌いじゃないんですが暗い。
掴みに失敗しているような気がします。
初っ端から裏サイトとか婚約者を誘惑? する上司とか詰め込んだ所為で余計雰囲気が重い。
相手役の中学生を好きな女の子登場くらいに留めておいてもう少し青春要素を入れた方が良かったかなと思いました。
まあ1クールにおさめるにはしょうがないのかもしれませんがちょっと残念です。
わたしとしてはこの遅れをどう取り戻すか期待したいところです。
とか言いながら途中で切ってそうです。