温かな日常、咲く笑顔。
人々が暮らす平穏に満ちたこの世界は”偽り”だった。
厄災の贈物が狂わせた歯車は、哀しき宿命を紡ぎ出す。
それは、終わりなき旋律。
それは、終わりなき悲嘆。
終焉の時を刻む歯車に、数多の異物が紛れ込む。
少女が涙を流した時、この世界が辿り着いた結末は――
「いきすぎた想いは狂信。八つ目の大罪とも呼べるでしょう」
「背負っているんですよ。九つ目の大罪――欺瞞を」
失って初めて、人はその尊さを知る。
――叶う願いがあるのなら、この手で君を抱きしめていたい
欺瞞は後悔へのプロローグ。
此れは運命を砕く物語。