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よろず屋-人の欲-  作者: 幹藤 あさ
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4話

きょろきょろしている祐斗を置き去りに、颯介は冬四郎と並んで歩いていた。二人とも体格が良いだけに、並ぶと壁のようだった。ただ、身長は颯介の方が少しばかり高い。


「学祭で、むっちゃん何か言ってませんでしたか?」


警備員に聞こえないように、少し距離をあけて小声で颯介が聞いた。


冬四郎は首を振るだけだった。


「視線を感じるっていうのは聞きましたが…それ以外には」


「あぁ、男達のってやつですね」


颯介の少しバカにしたような言い方に、冬四郎はむっとした様だった。


祐斗は大柄な男達の不穏な雰囲気を察したのか、何も言わずに後ろをついていくのみだった。




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