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よろず屋-人の欲-  作者: 幹藤 あさ
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3話

「毎年って本当なのか?だとしたら凄い事だな」


「宮前さんに聞いてみます?警察ですし、答えてくれるかは別ですけど」


颯介は、そうだなと言い携帯を出したが、困ったように祐斗を見た。


「連絡先、知らないや」


「あっ‼俺もです」


「社長から連絡して貰うか」


そう言い、社長の携帯に電話した。


『はいはーい?何か分かった?』


「お願いがあるんです。宮前さんに連絡して、ここ10年ほどの行方不明者リスト、女の子のだけを教えて貰いたいんですけど」


『はー?10年分?女だけ?…まぁいいや、連絡してみっから待っとけ』


今度は社長の方からすぐに電話を切った。とりあえず、これで冬四郎に連絡はしてくれるだろう。


「これから、どうします?」


「むっちゃんを探す。勝手に帰るって事は流石にないだろうからね。一応、仕事として一緒に来てるから」


「何処に行くとかは聞いてますか?」


「館内に行くって言ってたな」


「なら、全部の棟当たってみましょうか。誰かに見られてるはずですし、もしかしたら出会うかもしれませんしね」



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