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聖女様は貧乏性  作者: ぶらっくたいがー
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第20話 旅に飽きました

なんとか、今日も1話書けた…

毎日投稿してる人ってすごい。

ひーまーだー

町の外へと出発したのはいいけれど暇です。

最初は、窓の外から見える景色を楽しんでいたのだけれど

飽きました。


今、私はローズと一緒に馬車に乗っている。

マリーアさんにも一緒に来てもらいたかったけど

マリーアさんは城勤めらしいので、この旅には来ていない。


「ねぇねぇ、ローズ」

「…どうしたの、光姫?」

「暇なんだけど」

「…まだ出発して2時間くらいよ…?」

「だって、暇なんだもん!」


馬車遅い!自転車のほうがまだ早い。


「なにかすることとかないかな?」

「…そうね、礼儀作法とか淑女についての勉強なんて、どうかしら、教えてあげるわよ」

「いえ、結構です」


お勉強はいいです。

修学旅行のバスの中とかって何をしてたっけ

大富豪とかで遊んでいたような気がするなあ…

他には…あ、そういえば、恋バナとかしてた気がする。

え?私に彼氏?

ははは、彼氏いない暦=年齢なんだよね

言ってて悲しくなってきた。


うーん、そういえば、邪神様がスーパーで

何か買って欲しそうにしてたなあ

そんなわけでスーパーを起動してみる。

メニューが表示される。

前と変ったところは、私が良く行く近所のスーパーの名前が出ていることだ。

とりあえず、一番近いお店を選択すると、チラシも表示されるようになり

品物の在庫の表示、定価及び実際の売値が書かれていた。

食料品の場合、商品を選択すると、その商品のパッケージが

個別に表示されるようになっており。

例えば魚などの鮮度の良し悪しが判別可能なようになっていた。

わー、すごい進化してる。

さらに、棚入れ替えや賞味期限が近いものの割引商品などもメニューに陳列されており

結構細かいところまで設定されている。

うんうん、邪神様もスーパーの事がよく分かったみたいだね。


その日はスーパーの表示を見ているだけで時間が過ぎていった。

え?トランプとか買わなかったのかって?

無駄遣いはしないんです。




「あれ?みんななにをしているのかな?」

「夜営地の設営をしているのよ」


ローズが説明をしてくれる。


「聖女様の寝所はこちらになります。」


案内された先にはテントのようなものが張られていた。

他より、ちょっと広めのテントかな?


「あ、大丈夫だよ、自分の家があるから」

「え?」


と、いいながら、私はアパート召喚を行う。

ドアが現れたので、開けて中に入る。

あー、でもテントを建ててくれた人には悪かったかも

先に言っておけばよかったかな、ごめんね


「ちょっとまって、光姫、それはなに?」

「え?なにって、私のアパートだよ?」

「そうじゃなくて、なんでそんなものを呼び出せるのよ」


邪神様に貰ったからですけど。


「あ、そうだ、ローズもよかったらあがって」


と、私はローズを中へ案内する。


「なによこれ…どうなってるの?」

「あ、トイレはそこだからね」


家の中に入った瞬間、けるちゃんが冷蔵庫を開けて

ビンに入った牛乳を取り出す。

そして、コップに牛乳を注いで、ごくごくと飲むと。

牛乳をまた冷蔵庫の中に戻し、使ったコップは自分で洗って元の位置に戻す。

うんうん、えらいねけるちゃん。

外暑かったし、よっぽど喉が渇いていたんだね。


「冷蔵庫に電子レンジ、テレビにエアコンまであるのね…」


ローズが驚いている、

ふっふっふ、でも驚くのはまだ早い!


「どう、すごいでしょ、冷蔵庫は自動製氷装置もついてるの。

 でもまだすごいのがあるんだよ。」

「え?」

「じゃーん、ドラム型乾燥洗濯機~、いいでしょー」

「あ、うん…」


あれ?あまり驚いてくれてない。

ドラム型なのに、どうして?

ローズってお金持ちだから、

ドラム型くらいじゃ驚いてくれないのかも

これが経済格差というものか


「パソコンもあるのね…もしかしてインターネットにも繋がっているの?」

「うん、繋がってるよー」


邪神様ってサービスが良いんだよね


「使っても良いかしら?」

「うん、いいよー」


ローズってパソコン使えるんだ。

できる女って感じだもんね


「あ、手紙が届いてる」


玄関のポストを見ると、手紙が届いていた。

差出人は、母さんと輝夜と悠里だ。

ローズはパソコンでなにかするみたいだし

その間に開けて読むことにした。


誰得なのかわからない、ドラム型洗濯乾燥機押し

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