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アリスの「チャンピオン」で思ったこと

作者: 高田 優

アリスの「チャンピオン」という曲が思い出される。

といってもそんなに古い世代ではないのでリアルタイムで知っているわけではなく、歌詞の感じを何となく知っているくらいだ。

確か、ボクシングのチャンピオンが負ける歌だった。そして彼が「普通の男」に戻れるんだ、という歌だった。気がする。

いろんなところでいろんな人が戦っている。

優勢にある人もいれば、劣勢にいる人もあろう。

でももういいんじゃないだろうか?

あなたがどんな苦難を乗り越えてきたのかは知らないが、何かと格闘し、乗り越え、また今でも戦っているかもしれない。

相手はどんな奴だったかは知らない。でも強敵だったに違いない。

勝てるか分からない相手に挑んでいくのは一種の快感だ。

何回も負けたかもしれない。1回で勝てたかもしれない。でも乗り越えてきた。

乗り越えられなかったとしてもまだ戦い続けている。

そのファイトはすばらしい。

もし、今チャンピオンの座にいる人は上り詰めた人だ。

簡単にチャンピオンになれたかもしれない。でも、やはり苦労してチャンピオンになった人に語りかけたい。


「大変だったね」「すごいね」「よく耐えれたね」「まだ戦うんだね」「チャンピオンになっても苦しいんだね」


アリスの「チャンピオン」はそんな彼の心情を歌っている気がする。


「もういいんだよ」「君は十分戦った」「リングから降りるのが怖いか?でも大丈夫だ」


実際の歌詞にそんな言葉はなかったかもしれないが、言葉の意味としてはそんな感じのものだったと思う。


チャンピオンになるのは苦しい。でも、チャンピオンでいるのはもっと苦しい。


「倒れてもいい」

だって、君はチャンピオンになったのだから。これからどんなことがあっても「へのカッパ」さ。


次はアイツがチャンピオンか…。

チャンピオンは苦しいぞ。いつか次は君が倒れる番がくる。

でもそれでいいんだ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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