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序章

闇夜の中を動くものがある


おびただしい数


それは色々な種族ごとに戦装束を身に纏い整然と行軍している


そして上空には

数千の航空部隊が翼で風をきり飛んでいる


遥か先

山の麓に築かれた城壁の篝火が微かに見えてきた



行軍している中から

キラリと一瞬何かが光った



それを合図に航空部隊が次々と急降下を始めていった



篝火やその周辺の者が視認出来るぐらいに降下すると


城に向けて一斉に炎や魔力を込めた弾を吐き出していった………




翌日

その国は地図から消えていた………

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