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サラリーマン、異世界で働く。  作者: 雨崎 王助
コンサルタント編
83/123

サラリーマン、第一子に名を付ける。

多分次話で10万文字となります。

1500字ぐらいの短編しか書いたことの無い様な人間でしたが、書こうと思えば書けるもんだなぁ…。


最近は皆様のアクセス解析を見て想像を膨らませております。

「8時に見てる人が多いのは通勤中かなぁ」とか、

「16時に見てる人も結構いるから、おっさんだけでなく学生さんとかも見てくれてるのかなぁ」とか、

「深夜2時とかまで見てくれてる人は明日はお休みなのかなぁ」とか。


次話からは新章となる予定です。

引き続きご愛読頂ければ幸いです。

レイナさんの奮闘から一晩明けた翌日の朝、念の為残ってくれていた産婆さんはリビングに仮設してあった寝台での仮眠から起きると、眠そうな顔で帰って行った。


俺が産婆さんを見送り、リビングでぼーっとしていると、子どもの鳴き声と共にレイナさんがよたよたとした足どりで部屋から出てきた。


「おはよう、レイナさん。」

「ふわぁ…おはようございます…。」

まだ眠そうだが、それもしょうがない。あれだけの大仕事をした後なのに、夜中に3回も起こされたのだ。

これがしばらく続くんだから、育児って本当に大変だよなぁ…。


二人で寝ぼけまなこを擦りながら、イルの作ってくれた朝食を食べる。べナは既に出社したが、俺は今日も休みを貰っている。

ハンナさんが「仕事をする気にもならないだろうから、明日も休みにしときなよ。」と言ってくれたのに甘えて良かった。


「ハヤトさん、この子の名前はどうしましょうか。」

「以前から考えてはいたんだけどさ、″タカヤ″ってのはどうかな。」

「聞いた事の無い名前ですけど、ハヤトさんの国では何か意味のある名前なんですか?」

「そんなに大した意味でも無いんだけどね。俺の名前の隼人って、″ハヤ″は凄く早く飛ぶ鳥の名前で、″ト″は人を表すんだ。だから同じ様に、強い鳥の名前である″タカ″と、男を表す″ヤ″を名前にしたらどうかなって。」

ちなみに漢字で書くと「鷹也」だ。

″也″が男を表すかは知らないが、男の名前に使われているイメージがあるからその説明でもいいだろう。


余談だが女の子の名前のとして、レイナさんからも1文字貰って″鷹菜″なんてのも思い付いたが、″タカナ″という響きだと″高菜″しか思い浮かばないので一瞬でボツにした。


「いいと思いますよ。でも、ハヤトさんの子どもだと強い子と言うよりは、賢い子に育ちそうな気がしますね。」

まあ、こっちの世界じゃ俺はかなり非力な方だからなぁ…。

どれぐらいかと言われれば、べナと腕相撲でいい勝負になるぐらいだ。


「来週からランポートに行くまでは俺も鷹也の世話をできるだけ手伝うから、レイナさんは眠れるときにできるだけ寝る様にしてね。」

「大丈夫ですよ。今でも家事は全部イルがやってくれていますし、来週からは暇になったべナが色々手伝ってくれると思いますから。」

それもそうか。

来週からは工房を閉めるので、べナは休業だ。

イルに加えてべナも家にいるとなれば、俺とべナが日中に仕事がある今週よりも安心かもしれないな。

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