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サラリーマン、異世界で働く。  作者: 雨崎 王助
コンサルタント編
76/123

サラリーマン、新たな隣人を迎える。

隣家から戻った俺は、とりあえずレイナさんに事情を説明する事にした。


「と言うわけで、クロエさんはそのままエルクとご飯食べに行っちゃったよ…。」

「ふふ、相変わらずですね。クロエさんらしいです。」


いや、「友達の妊娠のお祝いに来たと思ったら、隣家の人をナンパしてデートに出ていく」ってのを「相変わらず」で済まされるのは相当だぞ…。


「いい人なんですけど、昔から破天荒な人でしたから…。」

まあ、いい人なのは分かる。

裏表は無さそうだし、明るくて元気いっぱいだし、友達なんかは多いんだろう。


実はエルクが迷惑してたとかなら悪い事をしてしまったが、もしそうなら後で謝っておこう。



イルの作った昼飯を食べて、午後から仕事のレイナさんを送り出した。それから髪を切って日用品なんかを買いながら街をぶらついていたら、もう夕方だ。


この世界、娯楽が少ないんだよなぁ。

よく分からない動物のレースなんかは人気みたいだが、掛け方は1点張りのみだし、競馬をちょっとかじった身としては面白味がない。



今日はお隣が夕飯当番なので、家族4人で隣家に向かうと何故かリビングにはクロエさんが居た。


「おっ、ヤマダさん髪切った?似合ってるじゃーん。」

いや、似合ってるじゃーん、じゃないが。


「あれ…、この人って。」

「おー、べナちゃんは覚えててくれたかぁ!おっきくなったねぇ。レイナちゃんの友達のクロエだよー。」

いや、そうじゃなくて。


埒が明かないので、ストレートに聞いて見る事にした。

「なんでここに?」

「いやー、ご飯食べに行ったら中々エルクと気が合うじゃない?付き合ってみることになったんだけど、家賃めちゃくちゃ安いし引越して来ちゃった。」

急展開すぎるだろ。

2人で昼飯食いに行った後、引越ししてたんかい。

ツッコミどころしかないわ。


「あ、申し訳ないんだけど、椅子が足りないみたいでさ。1個持って来て貰っていいかな。」

そうだね。椅子は6人分しか無かったから、1個足りないね。


ってそうじゃない。

「え、ここって家族以外も入れるの?ここに住むってカインは?というか、エルクと初めて会ったのさっきですよね?」

「おおぅ、質問攻めだねぇ。」

そら、そうもなるわい。


「家族以外と言っても恋人だって妻と似たようなもんだから入れるみたいよ?カインは別に構わないって言ってたし、エルクとは何か気が合ったんだし、それでいいじゃない?」

俺は白目をむきそうだよ。嵐みたいな人だな。

っていうか、カインの度量が無限大過ぎるだろ。


「エルクー!それでいいのか!」

「お、来てたか。クロエさんの事か?面白い人だし、いいんじゃねーか?」

エルクもエルクで大分適当だな…。


俺とレイナさんの時は若干重い話もあったから例外としても、こっちの世界の人は適当すぎんか?

いや、流石にこのコンビだけだよな…?

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