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サラリーマン、異世界で働く。  作者: 雨崎 王助
コンサルタント編
74/123

サラリーマン、祝われる。

いつもの、と言っても3回目だが、山小屋の様な小屋に着くとまずは挨拶をされる。

「クロエですー。えっと…、初めまして、ですよね?覚えてなかったらすいません!」

「あ、ヤマダです。初めましてで大丈夫ですよ。妻の妊娠のお祝いで連れて来て貰ったんですが、それなら是非クロエさんを、と妻のレイナに薦められまして…。」


「えーっ!レイナちゃんの旦那さん!しかも、レイナちゃん子供ができたんですね、おめでとうございます!」

見た感じはもう少し落ち着いた人かと思ったが、結構明るい人だな。


「ありがとうございます。レイナさんからは良く面倒を見てくれた人だと聞いてますが、最近は全然会ってないんです?」

「結婚して辞めたとは店長から聞いたけど、お祝いに家を訪ねてみたらもう引越してるじゃない?幸せに暮らしてるといいなとは思ってたんだけどね。」

確かに。仕事を辞めて即結婚、翌日には引越ししてたもんなぁ。

素材屋の仕事は変わらず続けていたわけだから、そっちに顔を出せば会えたのだが昼の勤め先は知らなかったのかな。

そうすると電話もない世界じゃ、連絡も取れないか。


「今は東地区の…ササラ日用品店って分かりますかね?あの裏にあるスミナ商会の家に住んでますので、是非顔を出してあげて下さい。レイナさんも喜ぶと思いますんで。」

「おー!スミナ商会員かぁ、エリートじゃない。レイナちゃんはいい男捕まえたなぁ!」

うーん、エリートかぁ…。

昨日エルクに言われたが、今の所は稼ぎは良いか。


嬉しそうにぱしぱしと俺の背中を叩いていたクロエさんだが、不意に俺をぐいっと抱き寄せると怪しい笑みを見せた。

「ま、そろそろレイナちゃんの代わりにお仕事始めますかぁ。レイナちゃんに色々教えてあげたのは私だからねぇ。お楽しみに!」


という訳でお楽しみタイムに突入したが、確かに色々と凄かった。

妻を他の女性と比べるのもどうかと思うが、レイナさんのときの包まれるような安心感と心地良さとは違い、燃やし尽くされるような激しさだった。

至れり尽くせりと色々激しくされてる間に気付いたら寝てしまって、朝になっていた。





「や、おはよー。良く寝たねぇ。まだ頑張ってく?」

クロエさんは既に起きてたみたいで、椅子に座ったままニマニマと笑いながらこちらを見ていた。


「いやー、搾り尽くされちゃった感じなんで、しばらくは大丈夫そうです。」

「レイナちゃんの旦那さんって事でサービスてんこ盛りにしといたからね!まあ、しっかりとガス抜きしきれたなら良かったよ。それなら行こっか。」

え?


「行くって…どこへ?」

「ヤマダさんちだよー。レイナちゃんにお祝い言いに行かないとね!」

今からかよ。

この人、ガロンさんの娘とかじゃないだろうな。


その後2人で水浴びを済ませ、娼館で避妊をして貰ったクロエさんと合流すると、そのまま自宅訪問となってしまった。


最近、俺の周りにはこう…勢いの凄い人が多い気がする。

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