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サラリーマン、異世界で働く。  作者: 雨崎 王助
世界のハマダ編
103/123

サラリーマン、ガント商会へ初訪問をする。

結局心配は杞憂だった様で、カインの店はオープンして10日が経っても大きな問題は無く、盛況のままだった。


ちなみにカイン亭は4日営業して1日休みでやっていくらしい。

カイン2度目の休日となった今日、食後会議で店の状況が改めて報告された。


「1日130食近く売れて、20万近い儲けが出た。最初としては最高の結果だ。エルク、とりあえず10万コルを返済する。」

「おう。あんま急がなくてもいいんだぞ?」

「いや、前の店主に残りの600万も払う必要がある。エルクの分だけでも早めに済ませておきたい。」

エルクに借りた分と合わせて800万の借金だもんなぁ。

このまま10日に10万ずつ返せても約2年半か。


「イル、良く頑張ってくれた。最初はセルフの説明が大変だったろう。今週分の給料は1万多くしてある。」

「おぉ、本当かよ!?姉ちゃん、初めて給料貰ったぞ!今度何か食べに行こうぜ!」

日本でも初任給で両親を食事に連れて行ったりなどはよく聞いた話だが、こっちでもそういうのがあるのかな。

べナもずっと親代わりだったレイナさんに初任給で服を買っていたしな。


もう説明を聞かずともセルフにしてくれるお客さんが半数以上だし、カインの店はこれで大丈夫だろうな。




次の日から俺は昼食をレイナさんのお弁当に戻して貰った。

「もう大丈夫そうだから」と安心したのもあるが、いよいよガント商会での鉱石素材研修が始まるのだ。ガント商会に行くのは午前だけとはいえ、立地的には昼食をカインの所で食べるにはちょっと遠回りだしな。


朝イチで工房に寄ってハンナさん夫妻と合流すると、3人でガント商会へ向かって歩いた。ちなみにべナとメアリは工房で2人でも作れる部品を作りながらお留守番だ。


東地区にある工房から30分ほど歩いただろうか。

西地区に本部を構えたガント商会は、スミナ商会にも匹敵する規模の建物だった。

「うわぁー、西地区ってあんまり来ること無かったんですが、ガント商会って大きいんですねぇ…。」

「そりゃ、アスツールの3大商会だからねぇ。ヤマダくん、もしかして知らなかったの?」

「いやー、3大商会なんて単語すら初めて聞きましたね…。」


聞けばアスツールの3大商会はバース、スミナ、ガント商会で、それぞれ動物素材、魔道具を含む加工品、植物・鉱石素材を扱っているという。


3つの商会が何を扱っているかは知っていたが、ガント商会がここまで大きいとは…。というか、俺は今回でアスツールの3大商会全ての本部建物に入った事になるのか。

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