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サラリーマン、異世界で働く。  作者: 雨崎 王助
スミナ商会勤務編
10/123

サラリーマン、寮に入る。

へっへっへ、追加で1件ブックマークを貰ったのだ。


なんてことはさておき、「何十万文字もある小説を書いてる人はホントにすげぇなぁ…果てしなさ過ぎるだろがい」とか思っていたのですが、勢いのままに書いてみたら今週末だけで1万文字達成しててびっくらこいた。

いや、文字数だけあればいいってもんじゃないのは分かってるんですけどね。

エルクに案内されて家の中に入るとひと昔前の洋風な家って感じだった。


入ってすぐがテーブルとイスがど真ん中に置いてあるリビング。

リビングの左右には扉が2つずつ。これが各人の個室なんだろう。

リビングの奥にはかまどっぽいのがあるからキッチンかな。

『右手前が俺が使ってる部屋で、左手前はカインだ。ヤマダはどの部屋にする?』

カインってのがエルクと同郷の人なんだろう。

『じゃあ、右奥の部屋にしようかな。』

『とりあえず荷物置いて来いよ。家の中を案内するからさ。』


右奥の部屋を開けるとベッドと机と棚が1つずつ。

クローゼットとかは無いみたいだな。まあ、服はたたんで棚に入れておけばいいだろう。

ベッドはほこりくさい感じがする。時間があるときにでも掃除しよう。


『荷物を置いて来たよ。家の中の事を教えてくれるかな。』

『おう。奥がキッチンだけど、飯はカインがやってくれるからあんま使うこともないと思う。使うときにでも説明するわ。キッチンの右がトイレだ。そういやトイレって使い方分かるのか?』

『実はこっちに来てからまだ行ってなくて。そろそろ行きたいと思っていたんだけど、使い方を教えてくれると助かるな。』


ガチャリと扉を開けるとそこには和式っぽいトイレ。ボットン便所か、これ。

あと、隅に大量においてある葉っぱはやっぱり紙代わりだろうか。

『使い方は大体見たら分かったけど、尻はあの葉っぱでふくのか?』

『そうだぜ?匂い消しの効果もある葉だから、トイレが終わったら2,3枚穴に放り込んどいてくれ。忘れると臭くなるからな。ヤマダの世界ではどうしてたんだ?』

『俺のとこでは柔らかい紙を使っていたんだよ。』

『へー、何かトイレが臭くなりそうだな。ま、使い方が分かりそうならいいや。次は飲み水だけど、キッチンにある瓶に入ってるから、その辺のコップでも使って飲んでくれ。あとは、風呂か。』

『風呂!?風呂もあるのか!?』

大衆浴場とかそんなんかと思ってたわ。

『そりゃあるだろ。たまには体洗わないと臭くなるし。こっちだぜ。』


風呂はキッチンの左側だった。それを風呂と呼ぶのならば、だが。

石畳が敷いてあるだけの半畳ぐらいの部屋だった。

なにこれ?サウナ?石畳の下から蒸気でも出てくんの?

『えーっと、これが「風呂」かい…?』

『そうだぜ?あぁ、桶か。それならこっちだ。キッチンの端にある樽に水が入ってて、その横に桶があるから、それに水入れて持ってきてここで体を洗うんだ。洗濯も同じだな。』

水浴びじゃねーか!エルクの中ではこれが「風呂」なんだろうけど、期待させやがって誤翻訳め!


『ま、とりあえずはこんなもんか。じゃ、俺は本部に戻るからゆっくりしてくれ。』

そう言って出て行ったエルクを見送ると、トイレだけ済ませた俺は若干臭いベットに倒れ込むと、気絶する様に眠りに落ちた。


イベント盛り沢山、怒涛の異世界1日目の終了である。

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