払わない不公平より、もらえない不公平は爆発する
政府のやることに不公平を感じるのはしかたがない。特に税金などはその代表例だろう。それでも日本人が声を上げなかったのは、払うのは当たり前だが、少なく出来たやつは、
「うまいことやったな。今度は自分の番だ。」
損をさせられたというより、自分のミスで損をしたと思っているからだろう。しかし、もらえるものとなると話は違う。もらえて当然。もらえなかったのは政府に問題があると考える。
20億の中抜き。うまいことやったと思うやつは同業者ぐらいだろう。
「総理に不満があるなら、自分でやってみろ。」
という輩がいるが、
「やってやるから、やらせろ。」
と言ってやればいい。
「まずは、選挙に出ろ。」
というなら、
「一億五千万の軍資金をくれたら出てやるよ。」
と言い返せる。
一国を動かす政府が、まるで学校の生徒会のような状態で進んでいく。記録は調べないし、残さない。歴史を軽視している大臣たちは、先人に何の敬意も持っていないということだ。それは、戦没者に対しても同じだろう。
過去にも未来にも責任を負う姿勢を見せない総理に群がる金の亡者たちの姿は、まるで地獄絵図さながらである。