ごめんな
クラル視点
「クラル!」
後ろから大声で俺の名前を呼ばれてちょっとビビった
まさか追いかけてくるなんて思ってなかった
あんなこと言うつもりはなかった
アイツの悲しそうな顔なんて見たかったわけじゃない
あんな顔されたら重すぎて見ていられない、見ていられないはずなのに…
俺は気づけば振り返っていた
そこにはずっと探していたはずなのに顔を合わせたくないと思ってしまう彼が立っていた
涙が目に溜まって視界が揺らぐがそれを俺はグッとこらえる
「…」
「…何?」
「その…」
こんなにそわそわしているルーちゃんを見るのは珍しい
すると俺の部下が国に帰ると知らせに来た
あー時間か、もうそんな時間か
俺は一言言わなきゃと思ったが気まずくてとても言えそうになかった
「…ごめん!」
そう言ったのはルーちゃんだった
「俺は六年間ずっとお前の事を忘れた日なんてなかったよ、六年前お前に何も言わずに出てった事、その後も手紙も何も送らなかった事、本当に申し訳ない、って思ってる…。」
「…」
俺はこの時何も答えなかった。
いや答えられなかった。
真剣な目で言われて本当に申し訳ないと思っていることがひしひしと伝わってくる
今自分は泣いていないだろうか?そんな顔されたら泣いてしまうじゃないか…
泣くのをこらえているのがバレたのか少し驚きの表情を浮かべられた
それでもルーちゃんは話を続けた
突然ですが!次が最後になるかな?ならないかな?ってところまで来ました!
割と早く終わりソス
それとずっとクラル視点になります!
ルークお疲れ!
ルーク「おう!って、えぇ…」
はい文句言わなーい!(主人公クラルなのにルーク書きすぎてしもうたし…)
ルーク「( ; ; )」
やめろ泣くな!キャラ保って‼︎