こうして俺は強くなった
クラル視点です。そして多分長いです
まぁ次の投稿くらいで終わっちゃうと思います(多分そんな事はないですね)
突然だが今日家族が死んだ
仕方ない事はわかってる今は戦争中だ
人はいつか死ぬ、そんな事はわかってる
そう思うと悲しいという痛みが自分の中から消え去ったように思えて涙だって、ほら、出ない
ただ出てくるのは大きなため息と二酸化炭素、汗も涙もどこか蛇口がしまっているかのように出てこない
あぁ、人じゃなくなったのかな…なんて思うのももう何回目だろうか
数えることなんて忘れてしまった
「…ルーちゃん元気かな、」
家族のいなくなった今、頭に思いつくのなんて自分のただ一人の親友のことだ
でももうこの世にいないのかもしれない
彼は俺と親友だった
この十八年間のうち十二年間を共に過ごした幼馴染でもある
男らしい体つきと顔、どんなにバカしでかしても優しくしてくれて庇ってくれた俺の親友は六年前、戦争が始まって一年経った頃突然何処かへ行ってしまった、俺に何も言わずに、それからも手紙も何も送ってこないで今に至る
きっとアイツのことだ、生きてるに決まってる
アイツが生きているなんて保証はどこにもないが俺にはわかる
アイツは生きてる、だから俺はアイツを見つけ出すために沢山努力してこの国の幹部にまで上り詰めた
助けてもらってばっかだった、泣いてばっかだった俺が今度はアイツを守るために強くなったってところを見せてあげるために…
その日は隣国に侵入しその国の王を殺すというのが仕事だった
何年も続いたこの戦いを終わらせなければならなかった
だから裏から侵入して部屋で待ち伏せた
丁度十分もしないうちに隣国の王は部屋に入ってきた
そこには隣国の幹部であろう男と二人で作戦だろうか?どうしたらこの戦いを終わりにできるのか、というのを話しながら入ってきた
俺は部屋の城全体の電気をパソコンから侵入したウイルスで落とし部屋が真っ暗になった
今がチャンス、敵はみんな動揺して敵はどこだ!と言う声も聞こえる
後ろにいるのにな、いや意外といろんなところにいるかもねなんて思った時サッと背後に気配を感じた
俺はとっさに愛用の拳銃をそいつへ向けた
と、その時電気がついた、どうやら復旧したみたいだ、
いきなり電気がついて目が眩む失敗か俺はここで死ぬのか情けないなまだ見つけてもやれてないのに…でも六年も経ったんだ…死んでいたっておかしくない…か、
そんなことを考えてやっと目が明るさに馴染んだ時俺は思わず唾を飲んだ
はえー家族も親友も失いただ一人で努力して生き延びるとはどれほど辛いものなのでしょうか?
私には分かりません!
さぞ、辛いんでしょうね!うん!(そんな元気よく言うもんじゃない←)
クラル「ねぇ俺視点なのはわかったよ、わかったけど文長くない?台詞全然ないよ?」
ちょっ!それを言っちゃあおしめーよ!
クラル「あと全然内容わかn「それではまた次回!」…」