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怪しいメール、開けちゃいました。

5か月ぶりの更新です。間違って新しい作品として出してしまったので出しなおします。


1話読んでくださった方々、すみません……!


明流です。


前回いった通り、私ちゃんのゲームライフが始まります。


でも、そんな世界の危機とかは一切ないので、緩く見てくださると幸いです。

ある日、学校から帰ってくると、とても暇でしょうがなかった。


だから、変なことを思い付いてしまった。


私はパソコンのゴミ箱からあのメールを引っ張り出した。


今でも後悔しているが、私はそのメールの誘いに乗ってみようと思ってしまった。


いくら暇でも怪しいメールを開くバカはいないと思う。あ、ここにいたわ。


「ログインボタンをクリックしてください……。あった、これか」


メールの下にあるログインボタンを押したときだった。PCの画面が光り 、部屋が包まれた。




光が収まり辺りを見回すと、そこには森が広がっていた。




いやまてオカシイ。




さっきまで自室にいたのにこんな所に居るのは変だ。夢か。夢だと信じたい。


じゃなければ渦を巻く木や、文字通りの青リンゴなど有る訳がない。


夢だと確かめようと、頬をつねってみた。


普通に痛い。夢とか関係ない。


夢だろうが目が覚めていようが、痛いものは痛い。


やることがないので、とりあえずこの怪しい森の中を歩いて見ることにした。


まぁ、じっとしてても何も始まらないでしょ。


暫く歩くと、とてもこの世のものとは思えないものが見えてきた。


私の膝元まである、あの配管工が食べてそうな色のキノコや、よく分からない鳴き声をあげる鳥や動物。


果ては、これ私の何百倍だよって感じの滅茶苦茶デカイ木が生えていた。


なんじゃここ。


唯一の救いがまだ周りにある茂みは普通だったこと。


……でも、こんな光景見たことあるんだよなぁ。どこでだろ。




また暫くすると、辺りはだんだん暗くなってきた。


この世界にも夜はあるんだなぁ。


そして、暗くなってきて初めてわかったことがある。


なんか後ろから光が指している。


気になって後ろを振り向くと、四角い穴が開いていて、そこには私の部屋があった。




あり得ない。


まるでフィクションのような事に陥っているというのか。


しかも人の姿がないってことは、誰かが動かしているって訳でもなさそうな感じだ。そこは安心できた。


しかし、これではっきりしたことがある。これは夢ではない。


認めたくなかったー。やだなー。


と、久々にデカイショックを受けた所に、追い打ちのように何処からか『テロレロン♪』という音がなった。


スッゴい嫌な予感。


辺りを見回すと、私の右にある茂みから、デカいトカゲのような奴が現れた。


案の定、モンスターのエンカウント音だった。


ヤバい……。オワタ……。


恐怖でビビってる私の前に、杖と剣が現れた。


え、これ私に戦えと言うのか。


そしてここでやっと気付いた。これかつてやったあのMMORPGと同じだった。


試しに剣を取ってみる。すると杖が消えた。


やっぱり、あのゲームと同じだ。


視界の右端にステータスが表示された。


驚きだった。レベルまで変わらなかった。


ほとんど強くてニューゲーム状態だこれ。


こんなステータス見せられたら、こんな奴にビビる訳がない。


剣先を少しトカゲもどきに当ててみる。


結果、一瞬で消えた。


初期装備でこんなことやってんの人に見られたらチートだって思われるよ。


そういえばこのゲーム、あの噂がデマだったと分かってムカついたからめっちゃやり込んだんだよな……。


それと同時期に、凄い数のフレンド申請が届いたりしたっけ……。


高校1年の二学期までやってたけど、高1で何やってんだと思いそれ以来、ゲームにはログインしていなかったが、そのゲームの中に入っているのか、私は。


ということは、この近くに始まりの町的なものがあったはずだ。


どうしようと悩んでいると、目の前にメニュー画面が出てきた。わぁ、なんてご都合主義。


とりあえずメニュー画面を操作し、持ち物を開くと、ログアウトボタンがあった。


即押した。


するとまたもや光った。


いちいち光らなきゃダメなの?




気が付いたら自分の部屋にいた。


夢だと思いたかったが、PCつけっぱなしだしあのゲームの画面だったので現実としか見れなかった。


明日も学校なので寝ることにした。


夢だと良いなぁ……。

と、いうわけで……。


2話閲覧、ありがとうございました。


そしていきなり補足のコーナー!


まず、メールについて。


恐らく、今後本編中にいうと思いますが、先に言っておきます。


魔法的な要素とか、何かの陰謀とか、一切ありません!


ゲームに入れるようになったのは、メールが原因ですが、メールの送り主については、只の人です。






あー…………。


この話は長くなりそうなのでまた次回に!


それでは、ありがとうございました。

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