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破壊神降臨  作者: 黄金の右脚
博愛神の生命再生
9/80

地球にやって来た理由


 なんやかんやで皆の蘇生が終わった後、どうなったかと申しますと。

 破壊神様が地球に来た経緯を説明してくれた。

 それによると、破壊神様はブラックホールに飲み込まれた恒星の超新星爆発による凄まじいエネルギーが生物化。ホワイトホールから流出された結果、異常進化して誕生した。

 誕生後、破壊神様は孤独感からか、生物のいる星がないものかと宇宙を探し回る。

 そして生命あふれる地球を発見。遠い宇宙から高速で地球に向かい、舞い降りる。

 が、破壊神様は地面に激突する前に寸止めしようとしたものの、地球の重力が思ったよりも強く、寸止めに失敗。

 結果、勝川駅前通 (勝川商店街) に激突。勝川駅前通をむちゃくちゃに壊し、多くの人を殺してしまった。

 但し、勢いはかなり殺したようで。破壊神様の大きさと重さの割に衝突被害が小さかったのは、このためだ。

 その後、破壊神様は殺してしまった人達を慌てて応急蘇生 (あの青白い球体のことである)

 それから本格的な再生作業を始め、現在に至る。


「「「「ポカーン…………」」」」

 破壊神様の話しは、まるで映画みたいな非現実的なもの。俺達地球人の想像を超えていた。

 そんなせいか、完璧に理解した者は皆無。皆さん揃ってポカーンと突っ立って口をあんぐりさせていた。

「これが僕の誕生秘話とみんなの出会いでした」

「「「「ほっ」」」」

 破壊神様の話しは長い。言ってみれば、運動会の閉会式で興奮気味の校長先生が力説する話しみたいなものだ (あれは長い)

 長い話しが終わって、皆さん一息ついたようだった (まぁ、俺も心の中で一息入れたが……)



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