帰還と後片付け
さて。その後、生き残った義勇軍は勝川商店街に帰還。むちゃくちゃになった商店街を直す。
「ヨイショ」
ここでも弘法様が大活躍。僅か一時間で商店街は元通り (通常では有り得ない復興の早さだ)
これも彼の超能力か?
「「「「ありがとうございます、弘法様」」」」
商店街が元通りになると、みんなは弘法様にニコニコ顔でぺこりと頭を下げた。
「いやぁ~~、照れるなぁ」
弘法様は顔をニタニタさせながら、頭を指でポリポリ。誉められたりすると直ぐに照れたり調子に乗る。貫禄のある外見なのに、中身は幼稚だから不思議~。
「ふぁ~~~~。ちょっと疲れちゃった」
弘法様は大きな口であくびをすると、少し疲れたような顔を見せる。
「僕は少し眠らせてもらうよ」
そう言いながら弘法様は、崇彦寺の元々弘法様が置かれてた場所に戻る。
「どのくらい眠るんですか?」おくか
田中が弘法様に質問する。
「わかんない」
質問に弘法様は即答で答える。
「でも、弘法様。破壊神様はどうするのですか?」
俺はほったらかしにされた破壊神様をどうするか質問した。
砕けて若干小さくなったが、それでも破壊神様の大きさは約百八十メートル。こんな大きなものをいつまでも置いといたら、事情を知らないよそ者が騒ぎにするかもしれない。だから、どうするのか早々に決めねばならない訳だ。
「邪魔になりそうだから、宇宙に隠しておくか」
「マジっすか!?」
「そんなことできるのか!?」
皆ちょっと驚いた。
「宇宙に隠すのはいいですが。もしも落っこちてきたら大変ですよ」
「あ! そっか!」
確かに百八十メートル級の物体が宇宙から地球に落っこちてきたら大惨事になることは想像に難しくない。
「だいじょうぶだぁ。ちゃんと衛星軌道に乗せるから」
「「「「なんと!?」」」」
確かに弘法様の言うように、衛星軌道に乗せれば、地球に落っこちてくることはない。
「そんじゃあ破壊神様バイバ~~~~イ」
弘法様は破壊神様にバイバイすると、破壊神様は勢いよく飛んでいって、お星様になった。
「これでいいかな?」
「「「「あ、はい……」」」」
あまりに呆気なく方が付いてしまって、みんなは拍子抜けしていた。
「じゃあ僕はこの場所で寝ながらみんなを見守るよ」
そう言い残すと弘法様は、立ったまま目をつむる。そして眠りにつくのだった。




