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ラストスパート
「ブハッ!?」
さて、弘法様と最強獣の戦いは、まさにラストスパート。
「わっ、わぁ!?」
最強獣が弘法様を一気に畳み掛ける。今の弘法様に怪獣ごっこしてた時の迫力はなかった。
「ダリァァ!!」
「どわあ!?」
また弘法様が投げ飛ばされて、仰向けに横たわる。
「どうした弘法! てめえの力はその程度か!」
最強獣は威嚇気味な表情で、横たわる弘法様の顔を踏みつける。
「そりゃあそうだ。今の僕の体は本来の体じゃないからね」
しかし、弘法様は踏みつけられた状態で、顔色一つ変えずに反論した。
「だから今の僕の力は、本来の十分の一しかないんだ」
今明かされる衝撃の事実!? 『なら、弘法様にならずに破壊神様で戦えよ!』 とか思いますが。それはできない。詳しくは第13部分を読んでください。
「そうか……そうか。ならば、いい加減にくたばれ!!」
最強獣は懐から九ミリ口径の拳銃を取り出して、弘法様の左目に撃つ。
「頑丈な奴だ。中々ぶっ壊れねぇ」
普通の人間なら確実に失明していただろう。だが、尊像である弘法様は目も頑丈。拳銃で撃たれても、目をちょっぴりパチパチさせるだけだった。
戦闘力では圧倒していたが、弘法様の耐久力に最強獣は難儀していた……。




